ダイアナ妃が20年前に実践していた「完璧な朝食」とは?
Celebrity 2025.07.26
6月27日にYouTubeで公開された動画の中で、ダイアナ妃の専属シェフを務めたダレン・マクグレディが、ダイアナ妃が特に気に入っていた朝食のレシピを詳しく紹介している。
ダイアナ妃。(ロンドン、1982年12月3日)photography: PA Photos/ABACA
ファッションアイコンとして知られるダイアナ妃は、実は栄養面でも一歩先を行っていたのだろうか?どうやらその可能性がありそうだ。そう語るのは、1982年から1997年まで英国王室の専属シェフを務め、1993年にはケンジントン宮殿でダイアナ妃のプライベートシェフとして仕えていた英国人料理人ダレン・マクグレディだ。6月27日にYouTubeで公開され、7月15日には米誌「ピープル」でも紹介された動画「ダイアナ妃の夜仕込みのポリッジ」の中で、彼は「バーチャーミューズリー」と呼ばれるオートミールベースの朝食レシピを披露した。このヘルシーな一品をダイアナ妃は特に気に入り、「毎朝欠かさず食べていた」と彼は明かしている。
「彼女はスイスのクリニックに滞在した際、前の晩に仕込まれたオートミールを食べたのです」とシェフは語る。「それは『バーチャーミューズリー』と呼ばれ、スイスの栄養士で医師でもあるマクシミリアン・オスカー・バーチャー=ベナーが考案したものでした。」滞在から戻ったダイアナ妃は、このレシピに使われている食材の健康効果にすっかり魅了され、ダレン・マクグレディに「毎朝の朝食メニューに必ず加えてほしい」と直々に依頼した。
「このレシピは、ダイアナ妃が実践していた健康的なライフスタイルにぴったりだった」と、料理人は語っている。「私がダイアナ妃の専属シェフになった頃、彼女は自分の人生を立て直そうとしていました。119の慈善団体の後援者として積極的に活動し、週3回はジムでトレーニングを行い、かつてないほど美しく輝いていたのです。(中略)食生活も改善し、彼女が特に気に入っていた朝食は『夜仕込みのポリッジ』でした。」
このメニューを試してみたい人のために、ダレン・マクグレディが「バーチャーミューズリー」のレシピを詳しく紹介している。まず、オートミールのフレークを搾りたてのオレンジジュースに浸し、一晩冷蔵庫で寝かせる。翌日、ギリシャヨーグルト、はちみつ、レモンジュースを加え、そこにハニークリスプという品種のリンゴをすりおろして、ブルーベリーとクルミをトッピングする。まさにプリンセス気分が味わえる朝食の完成だ。
From madameFIGARO.fr
text: Marie-Thérèse Lawson (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi