スペインのフェリペ6世国王と母のソフィア王妃、最後の公式外出から15年ぶりにふたりで登場。

Celebrity 2025.07.27

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フェリペ6世は即位してから母ソフィア前王妃と連れ立って公の場に登場することはなかったが、この日はふたりでスペイン・フードバンク連盟幹部と面会した。

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スペインのフードバンク連盟幹部をサルスエラ宮殿に迎えるフェリペ6世国王とソフィア前王妃。(マドリード、2025年7月18日)photography: GTres/ABACA

マドリードのサルスエラ宮殿で心温まる光景が見られたのは2025年7月18日のことだった。スペイン国王フェリペ6世が母のソフィア前王妃と公の場で連れ立って登場したのだ。これは実に15年ぶりのことだ。前回、母と息子が連れ立っての登場は2010年、ヴィクトリア・エウヘニア王妃追悼コンサートの時だったが当時、フェリペ6世はまだ皇太子で、即位はその4年後だった。

この日、息子は母ソフィア前王妃と共にサルスエラ宮殿でスペインのフードバンク連盟(FESBAL)を迎えた。ソフィア前王妃は長年に渡り、同団体を支援している。フェリペ6世は母と礼儀正しく腕を組んで登場した。

確執なし

公の場で一緒に登場することがないことから、母と息子の間でなんらかの確執があるのではという憶測がなされていた。2018年、イースター祭での動画がネットで拡散されたことがある。そこには義母ソフィア前王妃が孫娘と一緒に写真撮影しようとした際のレティシア妃の行動が撮られていた。ソフィア前王妃がレオノール王女の肩に手を置いたところ、レティシア王妃がぱっと払いのけたのだ。このシーンはスペインで大いに話題となり、今もなお、フェリペ6世は母親と距離を置いているのではないかという疑惑をもたらしている。だが、どうやらそうではないようだ。

実のところ、よりプライベートな場では、フェリペ6世とソフィア前王妃が連れ立って行動していることもある。2019年、当時入院していたフアン・カルロス前国王をふたりで見舞っているのだ。ただしレティシア妃は同行していない。今年4月にはフランシスコ教皇の死去を受けて開設された弔問記帳の場にも一緒にやってきた。ただしそのときはレティシア妃がふたりの間にいた。

さらに、2024年10月にフェリペ国王は母のソフィア前王妃、娘のレオノール王女とソフィア王女とともにオビエドのカンポアモール劇場にて、アストゥリアス皇太子賞の授賞式に出席している。

From madameFIGARO.fr

text: Leonie Dutrievoz (madame.lefigaro.fr)

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