「ひげの次はスニーカー」ウィリアム皇太子、ロンドンでの公務中、スニーカーを履いた珍しい姿で目撃される。

キャサリン皇太子妃の夫はロンドンでのスポーツ行事に白いスニーカー姿で登場した。

ウィリアム皇太子といえば、8月に3日ヒゲを伸ばした姿を披露し、ネットで話題になっていた。２ヶ月後の10月15日、皇太子はロンドンのナショナル・フットボール・リーグ（NFL）財団を訪れ、その際のカジュアルな格好がまた話題になった。恵まれない地域の青少年問題に取り組み、スポーツを通じて青少年の自信を育む支援活動をおこなうチャリティ団体との交流会に、英国王位継承者はまっ白なスニーカーを履いて現れた。「デイリー・メール」紙によると、メーカーは「TOMS（トムス）」だそうだ。

Prince William impressed NFL pros including ⁦@LouisReesZammit⁩ as he tried his hand at the sport in south London. "He can throw the ball better than me," Rees-Zammit, a former Welsh rugby player, joked pic.twitter.com/2VBRaSSIWn

-- Victoria Ward (@victoria_ward) October 15, 2024

オープンなコミュニケーション

キャサリン皇太子妃の夫は、ティーンエイジャーたちとNFLフラッグ（非接触型アメリカンフットボール）の練習をしている姿を撮影された。白いシューズを汚すことなく運動を終えたウィリアム皇太子はボールをいくつも抱えながら家でもやってみたいと語り、「窓ガラスが何枚割れるかな」と冗談を飛ばした。

こうした態度は、よりオープンでカジュアルなコミュニケーションを目指す皇太子夫妻の姿勢と一致している。9月9日、キャサリン皇太子妃の化学療法が終了したことを発表した動画もそうだった。ウィリアム皇太子が妻の頬にキスをし、腰に腕を回す姿が映っていたのだ。そこには、従来の王室のしきたりであった堅苦しいコミュニケーションから脱したいというふたりの意思が込められている。