シンガポールで熱く支持される新世代のサウンドって?

Culture 2017.10.07

進化するアジアを予感させる新世代グループ。
『テイク・ハート』/サム・ウィロウズ

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ソニー ¥2,700

 シンガポールの音楽と言われても、すぐにピンと来る人は少ないだろうが、これからは彼らがその代表的な存在になるはず。そう思わせてくれるのが、男女4人で構成されたグループ、サム・ウィロウズだ。2012年に結成されて以来、すでに本国ではスタジアム公演を行うほどの人気だが、徐々に国外でも話題になりつつある。そんなアジアの新星が2年前に発表したファーストアルバムに、日本独自の編集を加えたのが本作。彼らの魅力が詰まった一枚だ。
 ダンサブルでメロディアスなポップサウンドは、昨今のEDMからアコースティックロックまでも取り入れており、楽曲によって入れ替わるメンバーそれぞれの声とも絶妙にマッチング。なかには、U2などを手がけたスティーヴ・リリーホワイトによるプロデュース曲なんていうものも。ジャンルを超越した彼らの楽曲が、世界中を席巻する日も近いだろう。

*『フィガロジャポン』2017年10月号より抜粋

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réalisation : HITOSHI KURIMOTO

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