気鋭の写真家がフランスで撮影した渾身のポートレート。

Culture 2017.11.24

沖縄から異国フランスへ、普遍性を求めた撮影の旅。

石川竜一 写真展『OUTREMER/群青』

171124-art-01.jpg

『ラ・デフォンス』2017年。パリからマルセイユ、コルシカ、リヨンを回り、言葉を介さない多民族の森を彷徨した。

拠点とする沖縄の街で出会い、声をかけて親しくなった人々を撮り続け、高い評価を得てきた気鋭の写真家・石川竜一。本展でディレクターが彼に課したのは、言葉の通じないフランスの多民族文化の中で、揉まれながらの撮影旅行だった。ダメ出し後の再訪で人間関係の普遍性を会得した、渾身の新作に期待したい。

石川竜一 写真展『OUTREMER/群青』
会期:開催中~12/10
アツコバルー(東京・渋谷)
営)11時~18時(日、月) 14時~20時(水~土)
休)火
一般¥500

●問い合わせ先:
tel:03-6427-8048
www.atsukobarouh.com

【関連記事】
草間彌生の個人美術館がオープン!
中沢新一がディレクション、「野生」がテーマの企画展。

*「フィガロジャポン」2018年1月号より抜粋

réalisation : CHIE SUMIYOSHI

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest

フィガロワインクラブ
Business with Attitude
パリとバレエとオペラ座と
世界は愉快

BRAND SPECIAL

Ranking

Find More Stories