ピクニック気分で、東京近郊のアートスポットへ。 見て、遊んで、食べて、市原湖畔美術館でアート入門。

四季折々の表情を見せてくれる自然と作品群のコラボレーションをお目当てに、一日中アートに浸れる特別な旅へ出かけよう。

＜千葉・市原＞

市原湖畔美術館

1995年に建てられた展示施設をリニューアル。スチール板をあしらった回遊性のある建物は建築・デザインのアワードをいくつも獲得。右手にあるのは地域で使われていた揚水機を模したオブジェ兼展望塔。

2014年に開催された『中房総国際芸術祭 いちはらアート×ミックス』で中心的な役割を果たしたのが、高滝湖のほとりに立つ市原湖畔美術館。2013年のリニューアルオープン以来、現代アートを中心とした企画展や地域ゆかりの作家の常設展を実施し、地域の文化的拠点となっている。

館内では屋内展示のほか、吹き抜けや屋上に屋外作品を設置。また、湖や緑など周辺環境と呼応するような水上彫刻も展示している。建物の内外でアートを体験し湖畔でピクニックを楽しむ、そんな過ごし方から、地域の美術館としてのあり方を提案する