キャサリン妃の効果で、ワンピースが品切れに。

Culture 2018.04.06

キャサリン妃が、またもや公式の場にセラフィーヌのワンピースを着用して現れた。当然ながら、ワンピースが品切れになるのに時間はかからなかった。（ロンドン、2018年3月7日）Photo : Getty Images

キャサリン妃が、またもやフランスのマタニティ・ブランド「セラフィーヌ」の品切れの原因に。この熱狂の主は？

ケンブリッジ公爵夫人（キャサリン妃）が、とってもフェミニンで繊細な、エンパイアシルエットのワンピースで現れた。
ケンブリッジ公爵夫人が即興でキャンペーン大使を務めてくれるのなら、もうミューズに莫大な予算を使う必要ないだろう。彼女のナチュラルなスタイルとオーラが、またしてもその威力を発揮した。また一着、新しいマタニティドレスが爆発的人気となりそうだ。

品切れ間違いなし

３人目の出産を4月に控えキャサリン妃は、自らパトロンを務める子どもたちのメンタルヘルス慈善団体「PLACE２B」のロンドン新本部オープンにやって来た。この時彼女が着ていたのは、お気に入りのフレンチブランド「セラフィーヌ」。エンパイアシルエットのブルーのワンピースは、ハイウエストをカーボン色のビロードのリボンで区切り、トップ部分はレース、やわらかな布地で膝までをゆったり覆うスタイルは、衿ぐりと袖にフリルがあしらわれている。というのがポイントだ。このディテールのおかげで、206ユーロほどの価格になっている。

ブランドのクリエイター、セシル・レノーは、またひとつ賭けに勝ったようだ。キャサリン妃のウルトラフェミニンなオーラが、英国中の妊婦の欲望を刺激したのだ。またもや品切れとなったが、それほどの驚きはない。

「みなさん、予約シートに名前を載せて商品の到着を待つのも厭わないようです。キャサリン妃がセラフィーヌを着て現れるとすぐに、工場の稼働に拍車をかけなくてはいけないですからね！」と、すでに2017年9月、彼女はインタビューにこう語っている。３人目のロイヤルベビーがこの春に誕生予定ということだから、セラフィーヌの工場には、まだ当分、緊急体制でいてもらった方がよいだろう。

３回目の妊娠中、キャサリン妃のスタイル

スタイルのあるクリスマス
キャサリン妃は、コートだけで完璧なスタイルを作るのがうまい。クリスマス、ミュウミュウのデザインによるタータンチェックプリントのコートを、やわらかな毛皮のトーク帽に合わせて登場。（ノーフォーク、2017年12月25日）
photo：Abaca

BAFTA2018にて
第71回BAFTAセレモニーにて、団体のプレジデントであるウィリアム王子とともに。ジェニー・パッカムのクリエイションをチョイス。「Time’s Up」ムーブメントを支持するために招待客が着てきた黒い衣装の中でも、控えめな濃い緑はほとんど目立たなかった。（ロンドン、2018年2月18日）
photo：Abaca