時代を切り拓け! 世界の注目クリエイター。

アーティスト関川航平が表現する詩的な哲学。

特集

オリジナルな発想で時代に風穴を開け、見たことがないものを創る。エネルギッシュな勢いのある、若手クリエイターたちにインタビュー。

|東京|

深い哲学的思索を辿る、表現者。

関川航平(アーティスト)

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Kohei Sekikawa

1990年、宮城県生まれ。筑波大学芸術専門学群特別カリキュラム版画コース卒業。2017年SICF18 PLAY 最優秀賞受賞。パフォーマンスやインスタレーションを得意とする芸術家。

 

 

“言いたいこと”がなくても、“伝わってしまうこと”がある。そこにおもしろさがあると思います。

 

俳句の季語だけを綴るかのような、一連の言葉と動作。想起させる風景がイメージになる前にかき消されていく。そんな彼のパフォーマンスは、自身の身体と思考を淡々と運ぶ日常的な行為を通して「意味が伝わること」について考察する。「意味というのは“玉突き事故的”に発生している。発話した人の意図に辿り着くことはない。そこに詩性が呼び込まれるんだと思う」と、まさに着地点の見えない対話に引き込む語り口が、独特の思索法を物語る。アーティストは一般的に自意識過剰型が多いが、彼の場合、自意識も無意識もとびきり過剰だ。「“この広い海と比べたら私なんてちっぽけ!”とか言う人がいるけれど、その“海を見ている私”が持ちうる広がりのほうに関心がある」と、こぼれた言葉にハードコアな真実を突く詩的な哲学が隠れている。

*『フィガロジャポン』2018年8月号より抜粋

réalisation : CHIE SUMIYOSHI

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