香取慎吾&祐真朋樹がショップをオープン!ファッション撮影の舞台裏公開。

Culture 2018.08.24

香取慎吾とスタイリストの祐真朋樹、長年仲のよい服好きのふたりがオリジナルブランド「ヤンチェ オンテンバール」とショップをスタートさせた。現在発売中のフィガロジャポン2018年10月号(8月20日発売)では、香取慎吾と祐真朋樹が登場! 自分たちが作った服を着てファッション撮影のモデルとなり、インタビューにも臨んでくれた。ここでは、誌面では伝えきれなかった臨場感とともに、撮影の舞台裏をお届けする。

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「お茶目な感じで」というカメラマンのオーダーに応えるふたり。 香取慎吾:ウールチェックコート(リバーシブル)¥167,400/J_O×サンヨー、ワイドDNM¥38,880/J_O×マインデニム(ともにヤンチェ_オンテンバール) タートルニット¥237,600/ルシアン ペラフィネ(ルシアン ペラフィネ 東京ミッドタウン店) シューズ/香取慎吾私物 祐真朋樹:チェックコート(2ウェイレングス)¥156,600/J_O×サンヨー、コーデュロイフレアパンツ¥34,560/J_O×マインデニム(ともにヤンチェ_オンテンバール) タートルニット¥56,160/アミ アレクサンドル マテュッシ(アミ オモテサンドウ) シューズ/祐真朋樹私物

2018年7月某日、記録的な猛暑の中、都内のスタジオにて撮影は行われた。スタイリスト兼モデルとして大忙しだった祐真さんをはじめ、スタッフは早くからスタジオ入り。テストシューティングや撮影準備を進め、香取さんの到着を待った。

ついに、香取さんがスタジオに登場。現場の空気がピリッと張り詰めた。そんな空気を読んでか読まずか、スタッフの顔をひとりひとり見ながら挨拶してくださる香取さん。スタッフの緊張が高揚感に変わる。

その日の香取さんは、グッチのパンツにディオールのバッグという柄×柄のコーディネート。難易度最高のスタイリングでも、そのオーラは圧巻! ファッションを自由に楽しんでいることも素敵だった。

撮影スタート。まずは、「ヤンチェ オンテンバール」の服を着た香取さん&祐真さんのふたりのカット(誌面P232-233)から。緊張した面持ちで、フォトグラファーが最初のシャッターを切る。フィガロジャポンからのリクエストは、ちょっとファニーでお茶目な感じ。「ふざけて笑い合うとか、ふたりで自然に動いてみてください」と、フォトグラファーがリクエストすると、香取さんも祐真さんもこちらの意図を汲み取って、完璧に応えてくれる。

途中、ヘアスタイリストが送風機でふたりに向けて風を起こす。そんな必死な様子も写真に映り込み、スタッフ一同は大爆笑。ますます場の空気が和み、ふたりのナチュラルな表情が垣間見えるようになった。「十分です! いいカットがたくさん撮れました」と、フォトグラファー。

こちらの要望に応えていろんな動きや表情を見せてくれた香取さんと祐真さんだったが、コートの特徴あるラインや香取さんの描いたアートがプリントされた裏地など、服の見せ方にも細やかな気配り。ヘアメイクや着替えの合間にも、「ヤンチェ オンテンバール」のサンプルを見ては意見を交わし合う。ふたりの服作りへの愛と真摯な姿勢が感じられた。

その後、ポートレートやボルサリーノのハットを被ったカット(フィガロジャポン2018年10月号<8月20日発売>P235)など、香取さんのみの撮影に。クールな表情からとっておきのスマイルまで、くるくると表情が変わる。言葉を失うほど見惚れている間に、完璧なポージングで、撮影はあっという間に終了した。

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撮影中も慎吾ちゃんスマイル全開! ファーフェルトハット¥81,000/J_O×ボルサリーノ、綿ギャバコート(ライナー)¥113,400/J_O×サンヨー(ともにヤンチェ_オンテンバール) タートルニット¥237,600/ルシアン ペラフィネ(ルシアン ペラフィネ 東京ミッドタウン店)

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ふたりの撮影が終わると、レディスのステアの服を着た女性モデル(誌面P234)の撮影。モデルが着用しているスカートは、香取さんが実際に撮った写真を転写したもの。「携帯電話のカメラで撮影した、東京の街なんです。まさか撮った時には、こんな風に仕上がるとは思わなかった」と、感激した様子の香取さん。自身が作った服を着たモデルの姿を、スマホでバシバシと撮っていた。その後ヤンチェ オンテンバールのブランドホームページでも、このモデルを起用するとのこと! そちらもぜひチェックしてみてほしい。

撮影後に、「ヤンチェ オンテンバール」のブランド誕生秘話や制作の舞台裏について、香取さんと祐真さんに話を聞いた。終始リラックスした表情で語り合う様子から、普段からふたりで服の話をしているのが見て受け取れた。インタビュー内容は本誌およびmadameFIGARO.jpの完全版で読んでほしいが、なかでも印象的だったエピソードをご紹介。

ブランド名の「ヤンチェ オンテンバール」とは、オランダ語でやんちゃな男の子とお転婆な女の子を意味する。「聞き慣れない言葉ですが、どこから出てきたのですか?」と質問すると、香取さんの携帯電話のメモから見つけた言葉で、「お気に入りの言葉に出合うと携帯電話のアプリでメモするのが日課」とのこと。「失くしちゃったら大変ですね…⁉」と編集部が言うと、「携帯電話は絶対失くさない」とか!実際、血液型A型できちんとしていると、香取さんのキャラクターを事務所の方から伺った。

「レディスの服を作っている時がいちばん楽しかった」と話してくれた香取さん。着られない服を作るのがいちばん楽しいなんて、根っからの服好きだ。最近は、「映画のロケ現場でスタッフの女の子のコーディネートを観察している」という。「動きやすいファッションなのに、おしゃれにも気を遣っている感じが興味深い」のだそうだ。香取さんの鋭い観察眼にドキリ。

フィガロ編集者たちがとてつもなくうれしかったのは、香取さんがフィガロジャポンを定期購読してくださったということ! フィガロジャポンでは、5月号でも新しい地図の3人を特集した。その撮影の後から、フィガロジャポンの定期購読を始めたのだとか。「服作りを始めて、雑誌を読むようになりました。雑誌には、人が選び抜いてくれた精度の高い情報がある。毎月、届く雑誌を読むのも勉強かなと」とのこと。また、フィガロジャポンの地図も愛用しているのだそう。「パリを訪れた際には、フィガロの地図をコピーして同行者に配りました」と、おっしゃる……。目から血が滲むような体力を要するマップ作り、香取さんの言葉に編集部員はただただ感動。
2018年11月号(9月20日発売)のニューヨーク特集も頑張ろうと決意した瞬間だった。(香取さん、ニューヨーク特集はミニマップ付きです!)

JANTJE_ONTEMBAAR ヤンチェ_オンテンバール
東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテルプラザ東京1F
tel:03-6812-7106
営)11時~19時 無休
http://j-o.tokyo

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photos : SAKI OMI (io), stylisme : TOMOKI SUKEZANE, coiffure et maquillage : TATSUYA ISHIZAKI, coiffure : HIRO TSUKUI (Perle Management), maquillage : RIKA (A.K.A)

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