秋の夜長に楽しみたい、海外ドラマ10選。

Culture 2018.10.31

アメリカのテレビ作品を中心に、海外ドラマは質も量も過去最高のレベルを毎年更新し続けている。アメリカのテレビ業界における最高の栄誉であるエミー賞に加えて、近年はゴールデン・グローブ賞のテレビ部門の注目度も急上昇。授賞式の顔ぶれを見れば、どこの映画祭かと思うほど映画業界のビッグネームたちが顔をそろえている。

また、近年のエミー賞ではNetflix、Amazon、Huluといった動画配信サービスの台頭が著しく、YouTubeやAppleなど新規の本格参入組のオリジナル作品が続々とリリース予定。作り手や俳優たちは、映画、音楽、文学、演劇など各界を行き来しながら、テレビや動画配信系を新たな活躍の場として才能を発揮している。もはや全体像を俯瞰することは困難なほど、海外ドラマの市場は拡大を続けている。

そうした状況を背景に、日本でも世界同時配信が増え、以前とは比べものにならないほど本国とのタイムラグは少なく、多くの作品が楽しめるようになっている。ジャンルやスケール感、オリジナリティなど、ありとあらゆる作品がそろう一方で、どれを観ていいかわからないという人も多いはず。

今回の「海外ドラマ特集」では、賞に輝く最新の定番シリーズや、今年リリースされた話題の新作の中から選りすぐりの10本をお届けする。1話1話をじっくりと楽しみたい作品から、思わずイッキ見してしまいたくなる作品まで、海外ドラマならではの長尺を生かした映像世界は秋の夜長にぴったりだ。社会の動きや時代の空気を、さまざまな形で反映する最新の海外ドラマの奥深さに触れれば、きっとあなたもその魅力にハマってしまうに違いない。

#01
自立のため奮闘する良妻賢母の、マーベラスな可愛さ。
「マーベラス・ミセス・メイゼル」
2017年~/Amazon Prime Video

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#02
いまを映し出すディストピアを舞台にした、衝撃作。
「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」
2017年~/Hulu

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#03
シリアルキラーの狂気を、「glee/グリー」の彼が怪演。
「アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺」
2018年/スターチャンネル

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#04
知的な会話の虜になる、人気法廷ドラマのスピンオフ。
「The Good Fight/ザ・グッド・ファイト」
2017年~/Amazon Prime Video

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#05
幻想世界でめぐり逢い続ける、孤独なふたりの物語。
「マニアック」
2018年~/Netflix

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#06
戦場帰りのヒットマン、演劇の面白さに目覚める。
「バリー」
2018年~/Amazon Prime Video

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#07
笑って泣ける、プロレスに挑む“負け犬たち”の奮闘。
「GLOW:ゴージャス・レディ・オブ・レスリング」
2017年~/Netflix

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#08
絢爛に繊細に掘り下げる、孤高の女王エリザベスの素顔。
「ザ・クラウン」
2016年~/Netflix

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#09
殺人犯の心の闇を探る、スリリングなミステリー。
「The Sinner ―記憶を埋める女―」
2017年~/Netflix

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#10
驚きと笑いの後、心にじわりと響く人生の哀歓。
「フォーエバー~人生の意味~」
2018年~/Amazon Prime Video

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texte:SACHIE IMA

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