フェリーニの名作『道』の舞台化に、草彅剛が挑む!

Culture 2018.11.22

孤独な魂の出会いと別れが、心を揺さぶる。

音楽劇『道』

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映画『道』で登場人物の生きざまとエネルギーに心をつかまれたと語る草彅剛(右)と演出家ルヴォー(左)。蒔田彩珠、海宝直人、佐藤流司らが共演する。

草彅剛が、フェデリコ・フェリーニの名作映画を元にした作品で日生劇場の舞台に立つ。タッグを組むのが演出家デヴィッド・ルヴォーというのが心強い。フェリーニの『8 1/2』をミュージカル化した2003年のブロードウェイ作品『NINE』でトニー賞2部門受賞に輝いたルヴォー。「奇妙だけれど強烈に惹き付けられる」というフェリーニの世界を愛し、その代表作を日本で音楽劇に仕立てる。

本作は旅回りの大道芸人ザンパノと彼の道連れとなる女ジェルソミーナの、愛と孤独を描いた物語。草彅が演じるザンパノは、粗暴でときに残酷な振る舞いにおよぶけれど、心の奥底に無垢な魂を抱えた男だ。純粋なジェルソミーナとの関わりが、いつしかザンパノを変えていくことになる。ジェルソミーナ役には映画『万引き家族』にも出演した蒔田彩珠が抜擢され、舞台に初挑戦する。ルヴォーが “美しい悲劇” と表現する『道』。開幕をワクワクして待ちたい。

音楽劇『道』
日生劇場(東京・日比谷) 
日程:12/8〜28
全席指定オンステージシート¥10,000、S席 ¥10,000、A席¥8,000

●問い合わせ先:梅田芸術劇場
tel:0570-077-039
www.umegei.com/michi2018

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*「フィガロジャポン」2018年12月号より抜粋

réalisation : KAORI SHINDO

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