蒼井優主演、男女ふたりが舞台で交わすダイアローグ。

Culture 2018.12.04

男と女の、リアルでスリリングなやり取り。

『スカイライト』

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蒼井優(中)、葉山奨之(左)、浅野雅博(右)の3人が出演するが、舞台上に立つのは常にふたり。対話だけで物語が進行するという戯曲。

かつて不倫の関係にあった男と女が語り合う時間──。イギリスの劇作家デヴィッド・ヘアによる戯曲(1995年発表)は、ダイアローグによって揺れ動く人間の心、彼らを取り巻く世の中をも浮き彫りにした秀作。それを、新国立劇場の芸術監督に就任した小川絵梨子が初めて演出を手がける。繊細な演出ワークで知られる小川のこと、濃密な舞台を作りあげてくれそうだ。蒼井優が演じる“女ごころ”にも期待したい。

『スカイライト』
新国立劇場小劇場(東京・初台) 
日程:12/1〜2(プレビュー)、12/6〜24
プレビューA席¥5,400、B席¥2,160、本公演A席¥6,480、B席¥3,240

●問い合わせ先:
新国立劇場ボックスオフィス
03-5352-9999
※12/27、兵庫にて公演あり。
www.nntt.jac.go.jp

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*「フィガロジャポン」2019年1月号より抜粋

réalisation : KAORI SHINDO

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