ロイヤルファミリー特集 キャサリン妃とメーガン妃が受け継ぐ、先駆者のスタイル。

Culture 2019.03.26

先駆者であるダイアナ妃の志を受け継ぎながら、自分たちらしい新たなスタンダードを確立しているキャサリン妃とメーガン妃。由緒あるジュエリーやデザイナーへのリスペクトなど、義母の影響を大きく受けた装いを紹介。


Jewelry with History

受け継がれるステイタスジュエリー。

キャサリン妃の左手薬指に輝くサファイアの指輪が、ダイアナ妃から受け継がれたものであるのは有名な話。母の没後、ウィリアム王子とハリー王子は母妃のカルティエの時計やサファイアの婚約指輪をそれぞれ形見分けしたが、後年、兄がプロポーズを決意した際、ハリー王子は将来の国王妃にと大事な指輪を託したそう。

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オランダ国王をもてなす晩餐会では、ダイアナ妃のティアラやパールのイヤリングを披露。ネックレスも王室に代々伝わる歴史ある品。photo:©ZUMA Press/amanaimages

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昨年秋にオセアニアを歴訪した際、メーガン妃がさりげなく着けていたのもダイアナ妃のバングルと蝶のイヤリング。英国王室では宝石は、母から娘へと受け継がれるのが慣例だ。photo:©PA Photos/amanaimages

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Favorite Designer

ダイアナ妃の盟友デザイナーを、キャサリン妃がリスペクト。

ダイアナ妃のファッションを語るうえで欠かせない存在が、キャサリン・ウォーカーだ。実用的な公務の服からイブニングドレスまで、時代に合わせて変幻自在にデザインし、妃は長年強い信頼を置いていたという。2010年のウォーカー没後もアトリエは存続。現在はキャサリン妃が顧客に。

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2017年のリメンブランス・デイ(戦没者追悼記念日)で。photo:©Sipa Press/amanaimages

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国賓級の公務ではキャサリン・ウォーカーを着用する率が高い。photo:©ZUMA Press/amanaimages

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これまで3回着回しが目撃されたコートドレス。photo:©ZUMA Press/amanaimages

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結婚直後から晩年まで1,000着以上の服が作られ、その中の1着はダイアナ妃とともに埋葬されている。photo:© Photoshot/amanaimages

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※『フィガロジャポン』3月号より抜粋

réalisation:ERI ARIMOTO

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