蜷川幸雄の志を受け継いで、村上春樹作品を舞台化。

Culture 2019.08.01

震災から再生へと歩み始める人々の物語。

『神の子どもたちはみな踊る after the quake』

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「蜂蜜パイ」で演じる古川(左)、松井のほか、川口覚、木場勝己らが共演。アメリカで舞台化された折のフランク・ギャラティ版の脚本が使われる。

蜷川幸雄が、村上春樹作品として『海辺のカフカ』に次ぐ舞台化を考えていた短編集『神の子どもたちはみな踊る』。その志を演出家の倉持裕が受け継いで上演する。阪神淡路大震災ののち、阪神間で育った作家が人々の救いと再生を見つめた同短編集から、「かえるくん、東京を救う」「蜂蜜パイ」の2本が取り上げられている。古川雄輝、松井玲奈という主人公カップルもフレッシュ。

『神の子どもたちはみな踊る after the quake』
よみうり大手町ホール(東京・大手町)
日程:7/31~8/16
全席指定¥9,800

●問い合わせ先:ホリプロチケットセンター
tel:03-3490-4949
※8/21、22愛知、8/31、9/1兵庫にて公演あり。
https://horipro-stage.jp

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*「フィガロジャポン」2019年9月号より抜粋

réalisation : KAORI SHINDO

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