2019年ラグビーワールドカップスペシャル 注目のラグビー日本代表選手、厳選5名をチェック！

4年前に南アフリカに勝利して、五郎丸歩選手が大フィーバー！ ラグビーといえば、ここ数年はこの出来事が印象深いけれど、選手も入れ替わり、いまあらためて注目したい選手をピックアップ。
見た目だけではわからない、選手たちの魅力をスポーツライターの生島淳が紹介。お気に入りの選手を見つけたら、9月20日に開幕を迎えるラグビーワールドカップがもっと楽しくなる！ まずは日本代表の5名から。→海外選手はこちら。

日本の顔　世界の顔　リーチ マイケル

photo/Getty Images

ニュージーランドから日本の札幌山の手高校に留学（お寿司屋さんの2階に下宿）、東海大、東芝とラグビーを日本で続け、いまや代表の押しも押されもせぬキャプテンに。あらゆるプレーに絡む「ワークレート」の高さが特徴だが、最近は大外の位置で待機し、フィニッシャーの役割を務めるようにもなった。東京・府中でカフェを経営するほどのコーヒー好き。

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頼りになる男　田村 優

©ZUMAPRESS.com/amanaimages

日本の揺るぎない司令塔、背番号10。昨年までは出来不出来の差が激しかったが、Ｗ杯を前にしてあらゆるキックの精度、ゲームコントロールに卓越したセンスを見せている。いまのジャパンは、田村抜きでは考えられない。4年前のＷ杯では五郎丸と同部屋。「活躍したら、俺も五郎さんみたく取り上げられるのかな」と質問したらしい。いま、その時が来た。

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いきなり登場したキャプテン　ピーター・ラピース・ラブスカフニ

©Asahi Shimbun/amanaimages

ラグビー王国、南アフリカ出身のフランカー。7月27日、釜石・鵜住居復興スタジアムでのフィジー戦で、日本代表として初登場。それだけでなく、初キャップにしていきなりキャプテンを務めた。いかに首脳陣、そして選手たちからの信頼が厚いかがわかる。プレイでは下のボールへの働きかけがエグい。相手ボールをいつの間にか奪取しているのだ。

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キレッキレの松島幸太朗

photo/Getty Images

ジンバブエ人の父を持ち、日本で育つ。パイナップルを連想させる独特のヘアスタイルが目につくが、このところキレッキレの鋭いランを見せる頼れるフィニッシャー。前回のＷ杯からの主力選手で、11、12、13、14、15と複数のポジションをこなせるのが松島の最大の強み。相手からのマークも厳しくなるだろうが、それを超えるポテンシャルを持つ。

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「おじいちゃん」とは呼ばせない　トンプソン ルーク

PA Photos/amanaimages

ニュージーランド出身の38歳。4年前のＷ杯を最後に国際試合は引退したはずだったが、昨年、自宅リビングで代表の試合を見ていた時、妻にこう声を掛けられた。「ルーク、あなた代表が恋しいんじゃないの？」。ハートは燃え尽きておらず、今年に入って日本代表に復帰、史上最高齢の選手となったが、試合中の仕事量は若い者に引けを取っていない。

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