ジェニファーの娘エメが、ママに劣らぬスターぶりを披露。

Culture 2020.02.06

2月2日、マイアミで行われたNFLの優勝決定戦「スーパーボウル」に、ジェニファー・ロペスの娘、11歳のエメ・ムニスが出演、センセーションを巻き起こした。

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伸びやかな歌声を披露したエメ。(アメリカ・マイアミ、2020年2月2日)photo:Getty Images

2020年のスーパーボウルでの大発見!

アメリカンフットボールの優勝決勝戦、そのハーフタイムを彩るショーにはシャキーラとジェニファー・ロペスが登場し、15分以上にわたってヒット曲を披露した。だが今回、大観衆の注目を集めたのは、ジェニファー・ロペスの娘、エメちゃん11歳。マイアミのハードロック・スタジアムに集まった6万5000人の観衆、そして1億人のテレビ視聴者の目に、彼女は大きな印象を残した。真っ白な衣装を纏った同年代の少女ダンサーたちを従え、「Let's Get Loud」を熱唱。この歌は2000年にママのジェニファーが歌った、女性をエンパワーメントする賛歌だ。

続いて、エメはブルース・スプリングスティーンの「Born in the U.S.A.」のリフレインを歌った。舞台で共演したのは、アメリカとプエルトリコのダブルフェース国旗を纏ったジェニファー。初めてスターになったラテン系女性シンガーである、ジェニファー・ロペスとシャキーラの政治的主張を際立たせた演出だ。

生まれ持った才能

ジェニファーとシンガーのマーク・アンソニー(2011年に離婚)の娘、エメ・マリベル・ムニス(双子の兄弟はマックス君)がシンガーとしての才能を見せたのは初めてではない。昨年は、アリシア・キーズの「If I Ain't Got You」をママと一緒に歌う動画が、ジェニファーのYouTubeチャンネルに投稿されている。ママのツアーに定期的に同行し、「Limitless」のMVにも登場している。「小さい時は観衆の前で歌うのはとても怖かったけれど、いまは大丈夫」と、最近のSNSにアップされた別の動画では語っている。

「ダンサーたちを後ろに従えて舞台に上がるのは大好き。毎回、違う方向に顔を向けて、誰が後ろにいるか見るようにしているの。でもいちばん好きなのはママが見える時よ」。気をつけて、ジェニファー。あなたを追い越すライバルは、目の前で歌っている娘かもしれない。

texte:Pascaline Potdevin (madame.lefigaro.fr)

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