渡辺謙×宮沢氷魚、話題の舞台が幕を開ける。

Culture 2020.03.12

渡辺謙が主演、劇場ゆかりの戯曲。

『ピサロ』

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英国よりウィル・タケットを招聘、バレエダンサーとしてのキャリアを持つ彼の、臨場感あふれる演出に注目したい。

建て替えに伴う休館を経て、再始動したPARCO劇場にて、3月から上演されるオープニングシリーズ第1弾。英国を代表する劇作家のひとり、ピーター・シェーファー(1926~2016年)による『ピサロ』(原題:The Royal Hunt of The Sun)は、2400万人を従えるインカの王を、たった167人の兵たちで生け捕りにしたスペインの将軍の物語だ。

1985年のPARCO劇場での上演では、若き俳優、渡辺謙がインカ王のアタワルパを演じてその存在感を強く印象付けたが、今回は成り上がり将軍ピサロで舞台を牽引する。かつて渡辺が演じたその役に配されたのは、活躍がめざましい注目俳優、宮沢氷魚。出自のまったく異なる男ふたりの対立を、彼らはどう描き出すのだろう。総勢約30名にものぼる出演者たちの熱量にも期待したい。

『ピサロ』
PARCO劇場(東京・渋谷)
日程:3/20(金・祝)〜4/20(月)
全席指定¥13,500 ※U-25¥6,000
※初日を3/20へ延期、3月13日~3月19日の公演中止が決定。詳細は下記公式サイトをご覧ください。

●問い合わせ先:パルコステージ 
tel:03-3477-5858
www.parco-play.com

*「フィガロジャポン」2020年4月号より抜粋

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réalisation : TOMOKO KATO

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