セレブリティたちはいま、家でどう過ごしているの?

Culture 2020.03.20

自宅で過ごしていても、社会と切り離されているわけではない。一般人と同様に、セレブリティもまたこの状況の中で、夜に楽しめることを探し求めている。今回はそんなセレブリティたちの家での過ごし方に注目してみよう。

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自宅で絵画に没頭するシャロン・ストーン。(2020年3月16日投稿)インスタグラムスクリーンショット/ @sharonstone

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クリエイティブ活動、ライブ動画配信、チャリティ活動……セレブリティたちもそれぞれの夜の過ごし方を模索している。ひとつ確かなこととして、コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、人とある程度距離を置くことが最も求められている。テイラー・スウィフトは、3月17日に彼女の飼い猫をカゴに入れた写真を投稿した。「メレディスにとっては、自己隔離が真の生き方です。皆さん、メレディスのようになってね」

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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クリエイティブな活動を行うセレブリティ

この自由時間を利用し、クリエイティブな才能を発揮してインスタグラムのストーリーに自らの作品を投稿しているセレブリティもいる。インスタグラムでは、カイリー・ジェンナーは料理、アンジェルはぬり絵、ジュリア・ロバーツの姪っ子エマ・ロバーツはシャロン・ストーンのように絵画を楽しんでいる様子がうかがえる。エマ・ロバーツは、友人からもらった絵の具セットを披露している。また手作りを楽しむセレブリティもいる。アマンダ・サイフリッドは、小さなクローバー型のクロシェに夢中だ。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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ジャスティンとヘイリー・ビーバーはそれぞれ、Tiktokアプリで振付をしている。また、イヴァンカ・トランプは子ども部屋に小屋を建てた。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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レディー・ガガはクリエイティブな発想を得るため、束の間の休息をとっているようだ(彼女はその休息に値する)。レディー・ガガは新恋人のマイケル・ポランスキーとの2ショット写真を投稿した。「自主的な検疫6日目よ! 強くあり続けましょう、ビデオゲームやカードゲームを楽しんだり、自分を労ったりしましょう。大切なのは、ストレスからできるだけ心を守り、身体を動かすことよ」

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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いまのところファンとのセルフィーはなし

セレブリティも外出自粛命令を尊重しているようだが、ロバや仔馬と過ごすのに飽きたアーノルド・シュワルツェネッガーはサイクリングで気分転換し、こうコメントした。「医師と専門家は、サイクリングは大丈夫だと言っているので、家から出る唯一の方法です。しかし、サイクリングや散歩に出かける時は、立ち止まらずにあらゆる社会的接触を避けましょう。皆さん、セルフィーのために立ち止まることができずにごめんなさい。前向きに頑張りましょう。できるだけ家にいてください。身体に気を付けて」

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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自宅でコンサート

ファンに諦めてほしくないという思いから、ショーを続けようとするアーティストたちも多数いる。コールドプレイのボーカルであるクリス・マーティンは、30分間のアコースティックライブをグループのインスタグラムオフィシャルアカウント上で実施した。

また、カントリーシンガーのキース・アーバンがイニシアチブを取り、妻のニコール・キッドマンも登場した。R&Bシンガーのジョン・レジェンドもライブ動画配信をした。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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離れていてもできる、チャリティ活動

自宅での時間を利用して、チャリティ活動に賛同しているセレブリティもいる。ブレイク・ライブリーとライアン・レイノルズは、ふたつのフードバンクに100万ドル(約1億円)を寄付し、ファンたちの参加を募った。彼らは仲のよい友人、ヒュー・ジャックマンをコメントの中でからかっている。

「皆様も自分自身の心と身体のケアを忘れずにしてください。そして楽しむ心の余裕も持ちましょう。ひとりぼっちになっている知り合いにも電話をしてあげてください。(ヒュー・ジャックマンの電話番号は1-555-Hughですよ。笑)」

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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いっぽう、女優のエイミー・アダムスは女優のジェニファー・ガーナーとともにインスタグラム上で、@savewithstoriesというプログラムを立ち上げた。そのコンセプトとは、アカウントに寄付すると、彼女たちが寄付者の子どものお気に入りの物語を読んでくれるというもの。集められた寄付金は、主に学校閉鎖によって影響を受けている家族に対し、食品、おもちゃ、書籍、物資、遠隔教育援助を提供するために使用される。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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俳優のマシュー・マコノヒーが映画『インターステラー』(2014年)の中で世界を救ったことは記憶に新しい。3月17日、彼はツイッターにロングインタビュー映像を投稿し、冷静になり、お互い助け合うことを呼びかけた。

「コロナウィルスの感染拡大でいま私たちは大変な状況に置かれていますが、自分自身と周りの人たちをしっかり思いやって行動しましょう。悪い妄想ばかりに陥ることはやめましょう。私たちにはいま、顔も人種も性別も信仰も党もない敵が存在しています。世の中の全員が打ち負かすことに同意している敵--必ずや敵を打ち負かしたい、いや打ち負かします」と彼は述べる。

 

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別の惑星で

突如この状況を知り、あまりの感染拡大にびっくりした者もいる。俳優のジャレッド・レトは、ディープセルフ(自己の深層部)と繋がるために12日間砂漠で過ごしていた。3月13日に旅から帰国すると、予期せぬパンデミックが世界中に広がっていたのだ。「わあ。僕は12日前、砂漠で静かな瞑想を始めていた。電話もないし、通信手段もないし、世界中で何が起こっているのかまったくわからなかった」と、自身のインスタグラムに投稿した。

彼は現実に戻って大変なショックを受けた。「昨日僕はまったく違う世界へと足を踏み入れた。以前とはまったく異なる世界へと。控えめに言っても、気が遠くなるような世界へと」。そして最後にこう述べた。「あなたとあなたの愛する人が元気であることを切に願っています。すべてのポジティブなエネルギーを送ります。自宅で過ごしましょう。健康でいてください」

セレブリティたちのそれぞれの過ごし方。

texte : Pascaline Potdevin et Lisa Kassab (madame.lefigaro.fr), traduction : Hanae Yamaguchi

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