元気になるエンタメ。#04

服が生まれる過程に引き込まれる、「ネクスト・イン・ファッション」。

特集

おしゃれアイコンのアレクサ・チャンと「クィア・アイ」のタン・フランスが司会を務める「ネクスト・イン・ファッション」。ハートウォーミングな雰囲気も魅力のひとつです。


「ネクスト・イン・ファッション」(2020年~)

優勝賞金は25万ドル(約2700万円)。さらにロンドンを拠点とする高級ファッションのオンラインサイト「NET-A-PORTER(ネッタポルテ)」でコレクションを展開することができる。「ネクスト・イン・ファッション」は、18人のファッションデザイナーがテーマに沿った服をデザイン&制作し、才能を競い合うデザインコンペティション番組だ。共同司会は人気リアリティー番組「クィア・アイ」の“ファブ5”のひとりで、ファッションデザイナーとしてのキャリアを持つタン・フランスと、モデルやTVプレゼンターで、自身の名を冠したファッションブランドを持つアレクサ・チャン。レギュラー審査員のほか、ゲスト審査員にはデザイナーのフィリップ・リムから巨匠トミー・ヒルフィガーなどが登場して番組を盛り上げる。

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番組の共同司会者タン・フランス(左)とアレクサ・チャン(中央)。そしてデニムをテーマにしたエピソードにゲスト審査員として登場したトミー・ヒルフィガー(右)。

参加するファッションデザイナーたちは、そもそも世界的に活躍する有能な人材ばかり。有名ファッションスクール出身者、若くして自力でブランドを立ち上げた者、ビヨンセやアリアナ・グランデなど有名アーティストの衣装を手がけたことがあるデザイナーも多い。だからレベルの高い闘いが楽しめることは約束されているのだが、本作のおもしろさは全10回でファッション界の新たなスター誕生を見届けることだけにあらず。途中までは2人1組でひとつのテーマに取り組む過程の、自分とは異なる他者との関係性にこそ醍醐味があるのだ。

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中国出身のエンジェル・チェンと韓国人デザイナーのミンジュ・キム。2人1組で作業を進めていくパートナーシップも大きな見どころ。

協調性と自己主張のバランス、そして自分よりも優れている他者の才能を認めること。これが言うほど簡単ではないことは、仕事やプライベートにおいて誰にでも覚えがあるはず。相手を蹴落とすのではなく、自分をさらなる高みへと導いてくれる存在としてライバルたちを受け入れていく。ときには感情のバトルもあるけれど、毎回誰かをハグしたくなるような優しさと感動を覚えるハートウォーミングな作りは、タンのパーソナリティが生かされていることもあって「クィア・アイ」に通じるものがある。最終的な勝者はひとりだけ。でも18人のデザイナーたちの間に生まれた連帯感こそが、彼らの人生にとって最高の宝物といえるのかもしれない。

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「クィア・アイ」でも大人気のパキスタン系イギリス人のタン・フランス。YouTubeで配信中の「Dressing Funny」や著作『僕は僕のままでもチェックしてみて。

「ネクスト・イン・ファッション」予告編。

「ネクスト・イン・ファッション」

原題/Next In Fashion
出演/タン・フランス、アレクサ・チャンほか
Netflixオリジナルシリーズ
Netflixにてシーズン1独占配信中

texte : SACHIE IMA

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