激動の2020年に知っておきたい。 【第1回】人気風水師・李家幽竹先生に聞いた、下半期の開運術。
Culture 2020.07.06
激動の幕開けとなった2020年。
COVID-19による世界的な変動の中、始まったばかりの下半期の運勢はどうなる?
人気風水師・李家幽竹先生に聞いた、2020年下半期の運気の波に乗るための心得と開運アクションを、運気別に全6回の連載でお届けします。
第1回は全体の流れとなる、総合運について。
2020年は七赤金星が中宮に入る“金”の気を持つ年。
輝きを放つ“金”のように、幸福感や充実感を得て、満たされることで“金”の気が生まれ、運が豊かになっていく1年です。
おいしいものを食べたり、優しい言葉をかけてもらったり、褒めてもらったり、わくわくした時に感じる、「楽しい」「幸せ」という気持ちが、運をどんどん増やしていきます。
下半期に最も
心がけておきたいことは?
“金”の年が始まるとともに起こったパンデミックによって、日常の行動が制限されるなど、これまでに経験したことのないことが起きました。
いままでの価値観も大きく変わっていく中で迎える、“金”の年の下半期は、本当の「豊かさ」や「幸せ」のベースは何かを、あらためて見直すことが大切になりそうです。
人によって状況はさまざまですが、家族のことや仕事のことなど、人生の主軸にしていきたい、これからのベースに大切なものは何かを自分自身で気付くこと。
その確固たるベースができることで、下半期の“金”の気がしっかりと根付いていくのです。
いまはどうにもならないこともあるかもしれませんが、嘆いたり、悲観的にならず、未来に向けた建設的な考えやアクションが、“金”の気を引き寄せ、輝く未来の扉を開く鍵に。
これからの豊かさに関わる、
令和初の“金”の年。
大きな変革期を迎えることとなった2020年は、令和になって初めての“金”の年でもあります。
今年流れている“金”の気を受け取れた人とそうでなかった人とは、この先の人生の“豊かさ”が変わってくることになりそうです。
そして下半期からは、いまの状況や思いが、どんどん“定着”していく流れが。
コロナ禍で辛いこともあるかと思いますが、だからといって、社会や誰かのせいにしたり、仕方ないで片付けてしまうと、何も変わらず、この状況を引きずることになりかねません。
自分がいまやるべきことや、できることに気付くこと。
その気付きが、この先進むべき道に光を与えてくれるでしょう。
もしいまの状況に不満があったり、何かを変えたいと思っていたら、定着していく前に、そのことに気付き、行動することがとても大事な時期になっていきます。
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©Bill Coster/Alamy/amanaimages
光の世界と闇の世界に、
二分化される傾向が。
風水の基本は「陰陽五行説」から成るもの。
すべては陰と陽でできていて、その陰陽から成り立っているのが五行(木・火・土・金・水)と考えます。
そして“金”の年はその陰と陽に分かれる、つまり闇と光に二分化される運気があります。
闇の世界とは? 光の世界とは? どのようなことで分かれていくのでしょうか。
闇の世界のイメージは、つまらない、仕方ない、どうにもならない……。
光の世界は、楽しもう、やってみよう、どうにかなる……。
そのちょっとした違いが、大きな差となり、世界を分けていくのです。
料理、読書、写真、絵画、スポーツなど、趣味や日常のことでも自分なりにイベントとして捉えて、楽しむだけでも変わってきます。
夢でもいいので、これから本当に何をやりたいかを考え、希望に繋げていくこと。
たとえば留学する場合、どこに行くか、何を学ぶか、学校を決め、住む場所を決め、お金はいくらぐらいかかるかなど、実際にやるかやらないかは別として、具体化していくことが大切です。
元に戻りたい、いままでのことを続けなくてはいけないなど、立ち止まって後ろ(影)を向くのではなく、これからの未来を描く。
前を向いてるか向いてないかが、闇と光を分けるポイントでもあります。
口にする言葉にも気遣いを。
笑顔をより大切に。
そのほか、下半期は言霊のパワーも強まります。
話した言葉には言霊が宿り、その言霊は決定を意味します。
「大変」と言ったら本当に大変になってしまったり、「結婚できない」と口にしたら結婚が遠のいたり……。
もし口に出してしまったとしたら、「でも何とかなると思っている」などで話を締め、ポジティブに。
2020年の良い言霊は、「楽しい」「うれしい」「おいしい」。
食事の際、ひとりでも「おいしい」と言いいながらいただくだけでも、その言霊が頭や心に刻まれ、幸福度が違ってきます。
「楽しい」「うれしい」が飛び交うようなシーンを演出するなど、この3つのラッキーワードを意識して、幸運を引き寄せましょう。
そして、2020年最強の開運アクションは“笑顔”
“金”の気は笑顔に集まります。
こういう時だからこそ、きちんと笑顔で挨拶を心がけることで、楽しいことが増えていくでしょう。
定着に入っていく下半期は、希望を持ち、前に進むことが大切。
笑顔や良い言霊を味方に、光と闇を意識して、楽しみながら幸運をキャッチしていきましょう。
次回は月別の開運アクションを紹介します。
お話を伺ったのは...
風水師・李家幽竹(りのいえゆうちく)
韓国・朝鮮王朝の王族、全州李氏19代目風水師。「風水とは環境を整えて運を呼ぶ環境学」という考え方のもと、衣・食・住、行動全般にわたるさまざまな分野でアドバイスを行い、その女性らしい独自のセンスで展開する風水論をもとに、開運のスペシャリストとして多くの女性たちが支持。毎年15冊以上のベストセラー書籍を出版するなど著書も多数。出版書籍は200冊を超える。https://yuchiku.com
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