対話と外遊びを重視する、ウィリアム王子夫妻の子育て。

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4カ月に及ぶ自宅待機を、ジョージ&ルイ王子、シャーロット王女の3人の子どもとともに過ごしたケンブリッジ公爵夫妻(ウィリアム王子&キャサリン妃)。厳しいルールもあるが、子育ての基本は、子どもの気持ちに耳を傾け、理解すること。3人の健やかな成長を願うふたりにとっての目下の課題は、ジョージ王子を寄宿学校に入学させるかどうかだ。

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パパの背中に乗って遊ぶジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子。(イギリス・ノーフォーク、2020年6月)photo : Alpha Press/amanaimages

4カ月近く、毎日、家族一緒だった。世界中が新型コロナウイルス のパンデミックに見舞われている間、世界中の親たちと同様、ウィリアム王子とキャサリン妃もアンマー・ホールの邸宅で子どもたちと一緒に自宅待機生活を送った。夫妻は最近、公式訪問や面会などの“物理的な”公務に復帰したばかり。そんななか、関係者がイギリスの新聞『エクスプレス』にふたりの子育てルールの一端を明かした。そのモットーは「罰は与えない、説明をする」だ。

駄々をこねたり、喧嘩したり、癇癪を起こしても、お仕置きコーナーに座らせることはしない。こういう時、ウィリアム王子とキャサリン妃は、ジョージ王子(6歳)、シャーロット王女(5歳)、ルイ王子(2歳)と「ソファで会話」をするという。自分の気持ちを言葉で表現することを学ばせるという、一種の「感情のコーチング」だ。

関係者は『エクスプレス』紙にこう語っている。「自分が感じていることを話してごらん、と夫妻は子どもたちを励まします。子どもたちは不安に思っていることを何でも打ち明けます。学校の勉強のこと、水泳の授業のこと、ダンスの難しいステップのこと、テニスの試合で負けてしまったこと、あるいはテレビで目にする飢餓に苦しむ子どもたちのこと。そこから会話が始まります。こうして一緒に解決策を見つけるのです」。

夫妻はまた、子どもたちに自分が恵まれた環境にいることを自覚させようと注意を払っているようだ。「自分たちより恵まれない子どもがいることを理解させたいと夫妻は考えています。子どもたちの精神的、身体的な健康、そして、子どもたちが落ち着いた、幸福な家で眠れることが何よりも重要だと」

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大きなトラウマ。

こうした教育方針を貫く夫妻はいま、ジョージ王子の寄宿学校入学に関する、難しい決断に直面している。6月29日の『OK!マガジン』誌で、イギリス王室専門家のイングリッド・スワードが明かしたところによれば、ジョージ王子が「内気」なタイプということもあり、ふたりは「寄宿舎に入れるのは子どもたちの自我がしっかり形成してからと考えている」とのこと。「自分が子どもの頃に大きなトラウマ(母であるダイアナ妃の死)を経験したことで、ウィリアム王子は子どもたちの精神衛生にかなり気を配っている」とスワードは語る。

従って入学のタイミングは、子どもたちの個性を考慮して決めることになりそうだ。「シャーロット王女は自分に自信があるタイプのようなので、寄宿舎の環境にも適応できると思います」とスワードは続ける。「ジョージ王子は内気な男の子です。父親のウィリアム王子は6歳の頃はやんちゃ坊主でした。ジョージ王子は引っ込み思案だった祖父のチャールズ皇太子に似ているのかもしれません」

スクリーンは禁止。

子どもたちの精神衛生を最優先するケンブリッジ公爵夫妻だが、重視するのはそれだけではない。穏やかな暮らしを望む夫妻は、生活の中心にテレビを置かないことにしている。『エクスプレス』紙によれば、子どもたちは夕食前にテレビを見ることが禁止されているという。「いずれにせよ昼間は絶対にテレビを付けませんし、両親が許可した番組しか見ません」。ジョージ王子とシャーロット王女は早くも、国産品を尊重する姿勢を身に付けているようで、「What, Where, When, Why」「ナンバーブロックス」「ホリブル・ヒストリーズ」「機関車トーマス」などの典型的なイギリスアニメのファン。もちろん懐かしの「ペッパピッグ」もお気に入りだ。多くの親と同じく、キャサリン妃とウィリアム王子も登場人物の名前を暗記していることだろう。

しかしキャサリン妃の方針によれば、子どもたちは外で遊ぶのがいちばん。「子どもたちはゲームやクイズが好きなので、キャサリン妃はよく庭で子どもたちと宝探しをしています」と関係者は明かす。ケンブリッジ公爵夫妻の地に足のついた方針で、3人は健やかに育っているに違いない。

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texte : Pascaline Potdevin (madame.lefigaro.fr)

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