「世界一バッシングされた」メーガン妃が、自身を語る。
Culture 2020.11.16
ポッドキャスト「ティーンエイジャーセラピー」にゲスト出演したメーガン妃は、ハリー王子との結婚以来、彼女が受けてきた多くの批判について振り返った。
アンザック・デー(オーストラリア・ニュージーランド・クック諸島・ニウエ・サモア・トンガ の休日)に登場したメーガン妃。(ロンドン、2018年4月25日)photo : Abaca
メーガン妃がイギリスの君主制から遠く離れたカリフォルニアに暮らして数カ月が経過した。10月10日の世界メンタルヘルスデーに、ポッドキャスト「ティーンエイジャーセラピー」で本音を打ち明けた。サンタバーバラ高校の3人の生徒たちのマイクの前で、メーガン妃は、新型コロナウイルスの感染拡大が人々を一層SNSに向かわせていることを残念に思うと語った。そしてそれは一層「脆弱性」につながると言う。
イギリスのタブロイド紙「デイリー・メール」によると、「私は2019年に男女問わず、世界で最もバッシングされた人間だったので、個人的な経験を踏まえてその理由をお話しすることができます。8カ月前、私は弱りきっていました。ほぼ乗り越えられない状態だったのです」とメーガン妃は語った。
自身に対する厳しい批判に触れ、メーガン妃は個人としてやるべきことがあると認めている。「私たちはみんな、傷つけられたり、孤独になったり、気が弱ったりすると、どんなふうに感じるものかを知るべきです」と彼女は述べる。
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「わたしはまさに脆く弱った状態でした」
彼女は「とても元気」と語っているものの、19年秋にイギリスの放送局ITVニュースのカメラの前で行われたインタビューには、多くの批判が寄せられたと振り返る。ジャーナリストのトム・ブラッドビーによるインタビューに対し、幼いアーチー君の母であるメーガン妃は、メディアからのプレッシャーに耐えるのが難しいと正直に語った。
「あの当時、私は授乳をしていましたが、多くの人はそれがまるでマラソンのようであることを知りません。公務の合間に急いで息子に授乳を済ませなければなりませんでした。(中略)私は脆く弱った状態で疲れており、答えを準備していませんでした。ただ正直に答えただけなのです」と彼女は述べた。
"Not many people have asked if I’m ok ... it’s a very real thing to be going through behind the scenes."
— ITV News (@itvnews) October 18, 2019
Meghan reveals to ITV's @tombradby the intense media spotlight has left her struggling to cope while becoming a mum #HarryAndMeghan https://t.co/Uy21iE6ozJ pic.twitter.com/kZqhZV66OL
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ハリー王子は批評を読んでいない。
ハリー王子もまたポッドキャスト「ティーンエイジャーセラピー」によるインタビューに招待され、彼女のメンタルヘルスのケアがどれだけ重要であるかを何度も繰り返し述べた。「パーソナルケアを優先することは非常に重要だと思います。特に今日の世界において、脆弱性をさらけ出すことは弱点ではなく、強みです」とハリー王子は断言した。
ちなみにハリー王子は、母親のダイアナ妃を悼むために数年間セラピーを受けたことをすでに明かしている。英国王室からの旅立ちについて示唆する前に「私は批評を読まないし、見ないし、遠ざけています。そして希望に集中するという選択をしました」と語った。サセックス公爵夫妻は新たな人生を、ウィンザー城から遠く離れた場所で、構築しようとしているのだ。
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texte : Ségolène Forgar (madame.lefigaro.fr), traduction : Hanae Yamaguchi