李家幽竹先生監修、2021年の開運ギフト。#01 李家幽竹先生が語る、2021年への3つの開運アクション。

Culture 2020.11.25

激動の1年といえる2020年も、冬のギフトシーズンが到来。人間関係の在り方も様変わりした今年、お世話になった人に、そして自分自身にギフトを贈るにあたって、意識したいことは? 人気風水師の李家幽竹先生が、21年の運気と、起こすべきアクションについてアドバイスします。

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ギフト選びにあたり、心に留めておきたい2021年の運気とは。 ©Denis Tevekov/Blend images/amanaimages

外見も内面も環境も。2021年は、高みを目指して自分をグレードアップ!

2021年は、今年と同様「金」の気を持つ、六白中宮年。ただし、「豊かさ」や「充実」が主な運気だった今年に比べ、「六白」の年は「品格」や「ステイタス」、「財」の運気が強力に。単に楽しみごとや充実感を享受することにとどまらず、ルックスや人間性、能力や環境など、自分にまつわるものの水準を高めることで「人としてのグレードアップ」を目指したい年です。

そのために必要なことは、まず“憧れ”を持つこと。人や物、環境など、できるだけ具体的な理想像を掲げることで、自分もそのステージに上がるべく、努力していきましょう。ファーストステップとしては、身に着ける物や訪れる場所、利用するサービスなどをランクアップしてみるのも、ひとつの手。グレードの高いそれらに見合う立ち居振る舞いや行動を意識して、少しずつ自分自身も引き上げていって。

また、人は誰しも環境に生かされているもの。そのことにあらためて感謝するとともに、自分も周囲や社会に貢献できることを考えてみましょう。身近なところだけでなく、地球環境や経済問題、次世代など、視野を広げてみることも大切。自分自身を俯瞰して、ふさわしい“役割”を考えること、それはすなわち、今後の生き方について考えることでもあります。コロナ禍の影響でさまざまな価値観を見直したいいまだからこそ、自分の“役割”に目を向ける意味があるのです。

さらに、将来に繋がる“財産”を築くことを意識してみましょう。ここで言う“財産”とは、お金や不動産に限りません。手はじめに行ってほしいのは、ジュエリーなどの持ち物、知識やスキル、人間関係など、いまの自分が持っている有形無形の価値あるものを精査してみること。自分の持ち物をきちんと把握したら、それらをこれまで以上に生かす方法を見いだし、実践しましょう。そうしたアクションは「財」の気を増幅させ、自らの価値をグレードアップさせることに繋がっていくはずです。

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いますぐ実践できる、人としての価値を高める3つの開運アクション。

11月も後半に入ると、運気のうえでも来年を意識しはじめることが重要になります。「人としてのグレードアップ」を図るため、いますぐ実践できる開運アクションをご紹介しましょう。

1. 自分がどうなりたいか、具体的に“気付く”。

気付きは、行動の出発点です。たとえば、幸せになるためには「幸せになりたい」と思うだけでは不十分で、自分の現在地や問題点、欲しいものに“気付く”ことが先決。頭の中で考えるだけでなく、書き出して可視化してみましょう。また、そのプロセスで自分の弱点を見つけたとしても、見て見ぬふりは禁物。視野を広げて客観視することが、多くの気付きを得る秘訣。いろいろなことに気付き、見えるものが大きくなるほど、持てる財産も大きくなります。

2. “ポジティブで美しい言葉”を使う。

人と実際に会える機会が減り、言葉だけのコミュニケーションが増えているいま、発する言葉はその人を包む空気となり、イメージとして定着します。美しい人でありたいなら、不平不満や自分を卑下する言葉、お金や環境に対する悲観的な言葉などはNG! “言霊を纏う”つもりで、ポジティブで美しい言葉を使いましょう。なかでも「ありがとう」という感謝の気持ちは、どんどん言葉に出して。“言霊が自分のステイタスを築く”と心得ましょう。

3. 自分なりの“マインドフルネス”を持つ。

何かと不安がつきまとう時期こそ、自分の心をコントロールする術を持つことが肝心です。たとえば私自身のことを例に挙げると、最近、人に怒ることをしなくなりました。なぜなら、風水では怒りは「火」の気。怒ることは自分の命を燃やすことでもあるので、怒りが湧いた時は、果たして「その怒りの対象は自分の寿命を削るほどの価値があるか?」と考えてみると、激しい感情もスッと引いていくのです。これは私なりの怒りの鎮め方ですが、みなさんも、ネガティブな感情をコントロールする自分なりの方法を模索してみてください。可愛い動物の動画を観る、おいしいものを食べる、ゆっくりお風呂に浸かるなど、どんなことでもかまいません。心を穏やかにする術を持っておくことで、常に清浄な魂を保つことを目指しましょう。

以上は、内面を向上させるためにいまから実践できることです。内面の変化は一朝一夕に起こせることではありませんから、ぜひ、今年のうちからスタートを。「こうなりたい」という理想像を描いたら、自分の心と向き合い、感情や行動をコントロールしながら、自分をグレードアップさせていきましょう!

李家幽竹  Yuchiku Rinoie
韓国・朝鮮王朝の王族、全州李氏19代目風水師。「風水とは環境を整えて運を呼ぶ環境学」という考え方のもと、衣・食・住、行動全般にわたるさまざまな分野でアドバイスを行い、その女性らしい独自のセンスで展開する風水論をもとに、開運のスペシャリストとして多くの女性たちが支持。毎年15冊以上のベストセラー書籍を出版するなど著書も多数。出版書籍は200冊を超える。https://yuchiku.com

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texte : HARUKO MURAKAMI

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