李家幽竹先生監修、2021年の開運ギフト。#02 会えない時こそ思いを託して。この冬、ギフトが持つ意味とは。

Culture 2020.11.25

お世話になった人や大切な人、そして自分自身に贈る冬のギフト。コロナ禍のいま、ギフトを選ぶにあたって意識したいことは? 人気風水師の李家幽竹先生が、2021年の運気を踏まえ、いまギフトを贈る意味を解説。

ギフトとは「気」を贈ること。会えないいまだからこそ、ご縁を繋ぐ力になる。

クリスマスや一年の御礼、新年のご挨拶など、何かとギフトを贈る機会が増えるホリデーシーズン。2020年は、「金」の気を持つ七赤中宮年であるため、本来ならば多くの人と会い、たくさんの楽しみごとを共有することで、豊かさを育んでいきたい年。ところが実際は、新型コロナウイルスの大流行で、外出自粛やソーシャルディスタンスの確保など、人と人との繋がり(=縁)が希薄にならざるを得ないのが現状です。ただ、だからこそ今年は、ギフトが例年以上の大きな意味を持つことになるのです。

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風水において、ギフトは“「気」を送る”ことと考えられています。会いたい人にもなかなか会えないこんな時期は、気を送り合うことで縁を強くしていきましょう。ギフト選びでは、いつも以上に贈られる人のことに思いを馳せ、日々の暮らしや環境、いまの状況や心情を想像してみましょう。単に高価なものよりも、美しいものやワクワクするもの、おいしいものなど、相手を楽しませ、豊かな気持ちにさせてあげられるセレクトにこだわることが肝心。

また今年は、人と気軽に会いにくくなったぶん、“人間関係の整備”ができているはず。これまで当然のように繋がっていた関係は切れかかっているかもしれませんが、それでもやっぱり会いたい人や大事な人など、心から縁を結びたいと思える人が見えたのではないでしょうか? そのうえで、あらためて繋がりたい人と繋がるには、気を送ることがとても有効です。

いまの時代、気を送り合うならメールやLINEがあるじゃないかと思われるかもしれませんが、インターネットは「風」の気なので、相手に送った気が定着しにくいという性質が。しっかりと縁を結ぶためには、気を“物”に託すことが重要なのです。友人でも、恋人でも、一緒に暮らしている家族であっても、いまはギフトを贈ることで絆が強くなりやすいタイミング。そういう意味では、いまのこの状況は、人間関係の縁をリセットできる、またとないチャンス! 今年のギフトシーズンは、そんなことも考えながら、いつも以上に気持ちを込めたギフトを贈り合ってくださいね。

李家幽竹  Yuchiku Rinoie
韓国・朝鮮王朝の王族、全州李氏19代目風水師。「風水とは環境を整えて運を呼ぶ環境学」という考え方のもと、衣・食・住、行動全般にわたるさまざまな分野でアドバイスを行い、その女性らしい独自のセンスで展開する風水論をもとに、開運のスペシャリストとして多くの女性たちが支持。毎年15冊以上のベストセラー書籍を出版するなど著書も多数。出版書籍は200冊を超える。https://yuchiku.com

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photos : JOHN CHAN, texte : HARUKO MURAKAMI

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