王室関係者、ハリー王子とメーガンの称号返還を要求。

Culture 2021.05.19

アメリカに移住してから、ハリー王子とメーガン夫人は多くのことを暴露してきた。今回、ハリー王子は、親から子へと受け継がれる苦しみについて語り、父親のようにも、祖父母のようにもならないように努力すると強調した。

00-210519-les-collaborateurs-de-buckingham-palace-exigent-que-meghan-et-harry-rendent-leurs-titres.jpg

ポッドキャストのエピソードでのハリー王子の新たな告白を受けての要求。(ロンドン、2019年11月7 日)  photo : Getty Images

彼らにとって我慢の限界だったようだ。バッキンガム宮殿の関係者が、ハリー王子とメーガン夫人に、残っている名誉称号を返還するよう求めている。デイリー・メールによると、5月13日に公開されたポッドキャスト「Armchair Expert」のエピソードの中で、ハリーが自分の生い立ちについて語ったコメントを受けて、この要請があったという。

「遺伝的な苦しみの連鎖を断ち切る」

「エディンバラ公がお墓に入ったばかりなのに、女王に対してこんなことをするなんて。みんな呆れています。祖父をこの件に巻き込むことは、ショッキングであり、無礼です」と、関係者はデイリー・メールに語っている。

ハリー王子は一体何を言ったのだろう? ダックス・シェパードがホストを務めるポッドキャストのエピソードにゲスト出演したハリー王子は、親から受け継がれるものについて語った。特に、「遺伝的な苦しみ」の 「サイクルを断ち切りたい」と発言。「もし私が、父や両親が受けた痛みや苦しみのために、何らかの痛みや苦しみを経験したのなら、それを引き継がないためにもそのサイクルを断ち切りたい」と説明した。

また、父が子どもの頃に通い、大嫌いだと言い続けてきた学校を例に挙げ、「私は父の人生のその部分を知っています。それが、彼の両親と関係することも。つまり、父は自分がされたのと同じように私を扱ったということです」と付け加えた。

---fadeinpager---

ただのハリーとメーガンに

ハリー王子は「誰かを責めているわけではない」と明言したものの、王室関係者の怒りは静まらない。彼らは批判の矛先が父親のチャールズ皇太子だけでなく、祖父母であるエリザベス女王と、4月9日に死去したフィリップ王配にも向けられていることが気に食わなかったようだ。

「サセックス公爵はいま、自分が他の人と変わらないことを強調し、自分を苦しめたという王室を攻撃することに多くの時間を費やしています」と、ある関係者は語る。「そんなに王室が嫌いならば、称号を持つべきではない。彼らは、ただのハリーとメーガンになればいい。それを拒否するのであれば、その理由を説明する必要があります」

texte : Camille Lamblaut (madame.lefigaro.fr)

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest

フィガロワインクラブ
Business with Attitude
キーワード別、2024年春夏ストリートスナップまとめ。
連載-パリジェンヌファイル

BRAND SPECIAL

Ranking

Find More Stories