ウィリアム王子、ダイアナ妃が亡くなった日を振り返る。

Culture 2021.05.24

ケンブリッジ公爵は、スコットランドツアーの始まりを感動的なスピーチで飾った。彼はダイアナ妃の死を知らされた日のことなど、スコットランドでの数々の思い出を語った。

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ウィリアム王子は、ダイアナ妃の死を知らされた日のことを振り返った。(スコットランド、2021年5月23日) photo : Getty Images

5月21日から始まったロイヤルツアーの一環として、スコットランド教会の全国集会に出席したウィリアム王子は感動的な話を打ち明けた。米People誌によると、彼はスコットランドでの最高の思い出と、最も悲しい思い出を語った。

「母の死を知らされた時、私はバルモラルにいました」と告白したウィリアム王子。「ショックを受けた私は、その日の朝、クラシーカーク教会の礼拝に逃げ込みました。そしてその後の暗い悲しみの日々の中、私はスコットランドの田園地帯に慰めと癒しを見出したのです。その結果、スコットランドとの絆は永遠のものとなりました」と振り返った。

スコットランドでのウィリアム王子のスピーチは、5月20日、ケンブリッジ公爵夫妻のツイッターアカウントで動画の声明が発表された2日後に行われた。声明の中でウィリアム王子は、BBCの元幹部たちが「著しく無能」であったと非難。BBCが依頼した調査報告書で明らかになったように、同局は1995年のダイアナ妃のインタビューを得るため、記者が行った「詐欺的な行為」を隠蔽した。

 

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スコットランドで一目ぼれ

英国王室の面々にとって、スコットランドは非常に大きな役割を果たしている。ダイアナ妃の長男はこう振り返る。「祖母がここで過ごす一分一秒を楽しんでいるのを見て育ちました。そしても、この丘を歩いている時ほど幸せな時間はありません」

ウィリアム王子も、この地でとても幸せな日々を過ごしている。「20年前、私が初めてキャサリンと出会ったのはここでした。未来の妻と出会った街がとても特別な場所であることは言うまでもありません」。 キャサリンとウィリアム王子は、ともにセント・アンドルーズ大学在学中に出会い、4月29日に結婚10周年を迎えた。

さらにウィリアム王子は、ネス湖があるこの地への愛着を3人の子どもたちに伝えようと夫婦で努力していると付け加えた。「ジョージシャーロットルイの3人は、スコットランドが私たちにとってどれほど大切な場所であるかを知っていますし、彼らもまたスコットランドで楽しい思い出をつくり始めています。子どもたちは、ハイランド地方からセントラル・ベルト、島々から国境まで、私たちのスコットランドへの愛情を共有しながら成長していくに違いありません」

texte : Camille Lamblaut (madame.lefigaro.fr)

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