今後のマーベルは、戦うヒロインが目白押し！

マーベル・スタジオが今後公開予定の10本の映画の公開日を発表した。この宇宙の中心で、さまざまなヒロインが、新しい強敵たちと戦う準備をしている。

映画「ブラック・ウィドウ」に出演するスカーレット・ヨハンソン photo: (c) Marvel Studios 2021, All rights reserved. 

世界中の映画館が再び扉を開きつつあり、各映画は劇場の取り合いだ。そんななか、エンターテインメント界の巨人マーベルが2023年までの長編映画10本のリリース日を発表。MCU（マーベル・シネマティック・ユニバース）は新たなスーパーヒーローを生み出し、有名なコミックから派生した新たな物語を展開する予定だ。

マーベル・スタジオは時代とともに進化し、キャラクターの女性比率も高まっている。今後10本の映画でも、スカーレット・ヨハンソン、アンジェリーナ・ジョリー、ナタリー・ポートマンなどが演じる多くのヒロインが登場。再び新たな冒険に出発するキャラクターも新登場のキャラクターも皆強い女性であり、世界を脅かす敵と戦う準備を整えている。

ブラック・ウィドウを演じるスカーレット・ヨハンソン

MCUのパイオニアであるスカーレット・ヨハンソンが演じるキャラクターが、ついに主役になる。ファンが待ち望んでいたこの映画は、他のアベンジャーズのメンバーとは異なり、まだ映画で語られていないブラック・ウィドウの物語に焦点を当てる。

スカーレット・ヨハンソンは、『ブラック・ウィドウ』でナターシャ・ロマノフを再び演じることになった。オーストラリア出身のケイト・ショートランドが監督するこの映画の中で、逃亡中のロシア人スパイであるナターシャは、自分と同じくブラック・ウィドウ・プログラムで訓練を受けた3人の女性、エレーナ・ベロワ、メリナ・ヴォストコフ、アレクセイ・ショタスコフという「家族」に助けを求める。彼女たちは、自分たちの過去に繋がる陰謀の中に身を置くことになる。この新作映画は、2021年7月8日、日本の映画館、および7月9日、ディズニー・プラス　プレミア　アクセスで公開予定だ。

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戦士セナを演じるアンジェリーナ・ジョリー

アンジェリーナ・ジョリーのMCUへの第一歩。『ノマドランド』でオスカー最優秀作品賞と最優秀監督賞を受賞したばかりのクロエ・ジャオ監督による映画『エターナルズ』は、2021年に最も期待されるマーベル・スタジオ作品のひとつだ。

コミック『エターナルズ』を原作とするこの作品では、サルマ・ハエック、キット・ハリントン、リチャード・マッデンという豪華キャストが脇を固め、主演のアンジェリーナ・ジョリーが才能溢れる戦士セナ役を演じる。セナは、セレスティアルズ（宇宙の原始的な存在）の地球での実験から生じた古代種族、エターナルズのメンバーだ。

彼らは超人的なパワーやテレポーテーション、読心術や心の操作など多くの能力に恵まれており、何年もの間、地球上に隠れて生きてきた。映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』に続き、映画『エターナルズ』でもまた、彼らは共通の敵である「デビアンズ」と直面することになる。こちらは2021年11月に劇場上映を予定している。

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エリザベス・オルセン演じるスカーレット・ウィッチ

『ドクター・ストレンジ』のリリースから6年、2022年、続編が公開される。『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス（原題）』では、有名なオルセン姉妹（メアリー・ケイト＆アシュリー・オルセン）の実姉であるエリザベス・オルセンが、スカーレット・ウィッチを再び演じる。

マーベルスタジオのドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」の主人公になった後、エリザベス・オルセンは、タイムストーンを求める旅に出るスティーブン・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチを支えることになる。

マイティ・ソーを演じるナタリー・ポートマン

映画『マイティ・ソー／ダーク・ワールド』以来、マーベル映画から姿を消していたナタリー・ポートマンが、ジェーン・フォスター役で再び戻ってくる。クリス・ヘムズワースとともに、大いなる愛と雷の神、女性版マイティ・ソーを演じる。本作はジェイソン・アーロンによって描かれたコミック『ソー』をベースにしており、彼女の変容を中心に物語が展開される。本作品は2022年公開予定だ。