時空を超えて肖像画の歴史を遡る、ルーヴル美術館展。

Culture 2018.06.11

ひとの似姿を活写した、肖像芸術で綴る美術史。

『ルーヴル美術館展 肖像芸術 — 人は人をどう表現してきたか』

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『女性の肖像』、通称『美しきナーニ』ヴェロネーゼ。1560年頃。16世紀ヴェネツィア派の巨匠が描いた絵画が27年ぶりに来日。

3000年以上前の古代メソポタミアや古代エジプトの肖像の歴史を、19世紀ヨーロッパの絵画や彫刻まで遡る本展。なかでもフランス皇帝ナポレオンが軍人から最高権力者に駆け上り、その勇姿を見事に描いたグロの『アルコレ橋のボナパルト』は見どころのひとつだ。

『ルーヴル美術館展 肖像芸術 — 人は人をどう表現してきたか』
会期:開催中~9/3
国立新美術館(東京・乃木坂)
10時~18時(金、土は~20時)※7~9月の金、土は~21時
休)火(8/14は開館) 
一般¥1,600

●問い合わせ先:
tel:03-5777-8600(ハローダイヤル)
www.ntv.co.jp/louvre2018

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*『フィガロジャポン』2018年7月号より抜粋

réalisation : CHIE SUMIYOSHI

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