画期的な新作も披露! 10年ぶりのやなぎみわ個展。
Culture 2019.05.28
日本史と女性性に肉薄してきた作家の全貌。
『やなぎみわ展 神話機械』
『女神と男神が桃の木の下で別れる:川中島Ⅱ』2016年、作家蔵。過去作や舞台作品のアーカイブを通じて活動の全貌を概観できる。
ヴェネツィアビエンナーレ日本館、ステージトレーラーで全国を回る演劇プロジェクトなどを経て、10年ぶりの個展。日本神話をモチーフに福島県で取り組んだ新作の写真シリーズを発表。また、全国の高校など5校の連携で制作した小型マシンを舞台上で使用する、「モバイル・シアター・プロジェクト」を上演する。
※『フィガロジャポン』7月号より抜粋
réalisation : CHIE SUMIYOSHI