シエナ・ミラー、本格的女優への脱皮を目指して大役を狙う?
Culture 2015.06.01
女優のシエナ・ミラーが、"ハリウッドの大女優"への脱皮を目指しているという。シエナは2012年、フィアンセで俳優のトム・スターリッジとの間に娘のマーロウちゃんをもうけて以来、一線から退いていた。しかし、今年から徐々に表舞台へと軸足を移し、『フォックスキャッチャー』や『アメリカン・スナイパー』など話題作に出演。また先月開催されたカンヌ国際映画祭で審査員も務めた。とはいえ、これらはシエナにとってはまだ大きな目標へ向かう始まりにすぎないようだ。
「シエナは今が絶好のチャンスだと分かっていて、このタイミングを利用しない手はないと思っているようだ。少し前までは荒野をさまよっていたが、今ではオファーが殺到するまで復活した。ハリウッドの大女優としての地位を確立するのに必要な大役を求めるチャンスが到来したんだ」とある業界通が英『Grazia』誌に語っている。
トムもシエナの決断を全力で後押ししている。2人はマーロウちゃんの子育てをどうしていくか話し合っており、トムは彼女が夢を実現できるよう、できる限りのことをするつもりでいるようだ。シエナとトムは2011年に交際をスタートし、現在は婚約しているが、今のところ結婚は考えていない。しかし2人の関係が悪いという意味ではなく、今は他のことに力を入れているだけのようだ。
「彼女とトムが幸せなのは否定のしようがない。彼がカンヌで彼女のそばにいなかった唯一の理由は、ロンドンのウィンダム劇場で公演中の舞台『アメリカン・バッファロー』で主演しているからだ」と業界通は続けた。「2人が今も婚約しているのは間違いない。今は完璧な郊外の家を探しているところだが、結婚式の日取りはまだ全然決めていないんだ」
シエナは私生活での話題が女優としての仕事より注目を集めるようになったことに嫌気がさし、表舞台から退いた。当時はジュード・ロウとの交際でメディアを騒がせたものの、彼の浮気で破局。また、既婚者で4児の父親でもある俳優のバルサザール・ゲティと交際していたこともあった。「自分の望む世界を手に入れるのが難しくなっていたの......。人生をサボタージュしていたわ。後には引き返せない状況を自分で作ってしまった」とシエナは以前、英版『Esquire』誌とのインタビューで告白している。
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