ヴァンサン・カッセル、『ボーン』シリーズ次回作の悪役に決定?
Culture 2015.09.07
俳優のヴァンサン・カッセルが、『ボーン』シリーズ最新作でマット・デイモンを相手に悪役を演じると伝えられた。
米『Variety』誌によると、ヴァンサンはタイトル未定のシリーズ次回作に悪役として起用されたという。まだ正式に決定していないが、同誌はヴァンサンがマット演じる神出鬼没のスパイ、ジェイソン・ボーンを狙う暗殺者役で出演すると伝えいてる。ヴァンサンは同作でアリシア・ビカンダー、トミー・リー・ジョーンズらと共演することになる。ジュリア・スタイルズもシリーズを通じて演じたニッキー役で再登場するという。
ヴァンサンが悪役を演じるのはこれが初めてではなく、オスカー受賞作『ブラック・スワン』などでも悪役に扮している。2004年の第2作『ボーン・スプレマシー』と2007年の第3作『ボーン・アルティメイタム』を手がけたポール・グリーングラス監督が次回作で再びメガホンをとる。
同作は現在、撮影準備に入っていて、現時点では2016年7月29日に公開される予定だ。シリーズ最新作の『ボーン・レガシー』ではジェレミー・レナーがブラック・オプスのエージェント、アーロン・クロスを演じた。しかしマットは以前、自身のキャリアで最も有名なキャラクターのひとりであるボーンを再演する可能性を否定しないと認めており、シリーズ復帰はグリーングラス監督も復帰するかどうかにかかっていると発言していた。
「その可能性には常にオープンだけど、ポール・グリーングラスが監督することが条件だね」とマットは語っている。「でも、まだ良いストーリーを思いつけていないんだ」。次回作のストーリーの詳細はまだ明かされていない。
©Cover Media/amanaimages
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