ジョニー・デップの娘リリー・ローズ、女優活動は「すごく解放感を感じる」。
Culture 2016.02.04
女優のリリー・ローズ・デップは、撮影に参加していると強い解放感を感じるという。

本格的に女優活動をスタートしたリリー・ローズは、俳優のジョニー・デップと元事実婚のパートナーで仏歌手のヴァネッサ・パラディの間に生まれ、世間の注目を浴びながら成長するのはつらいと思う時があると認めている。しかし、映画の撮影現場に足を踏み入れてキャラクターになりきれば、心配事をすべて忘れ、その日は自分ではない誰かになれると話している。
「大好きなことだから、毎日でも演技できるわ。すごく解放感を感じる」とリリー・ローズは英『LOVE』誌のインタビューで語った。「珍しいことかもしれないけど、自分が自分じゃないと強く感じる瞬間があるの」
モデルとしても活動するリリー・ローズは、父親と同じ道を歩むことを明らかに楽しんでおり、先日サンダンス映画祭で公開されたジョニーの新コメディ映画『Yoga Hosers(原題)』では父娘共演も果たした。同作はヨガ好きのティーンエイジャーの女の子2人が、悪名高いハンターとタッグを組み、パーティーに行く計画を台無しにしようとする悪と戦うというストーリーだ。リリー・ローズはオースティン・バトラー、ハーレイ・ジョエル・オスメント、ハーレイ・クイン・スミス、ケヴィン・スミスと共演する同作の撮影を多いに楽しんだようだ。ケヴィンは監督と脚本も手がけている。
「完全に役になりきると、最高に気分がいいの」とリリー・ローズは笑顔で話している。「すごく楽しかったわ。その瞬間は1日に1回だけ、あるいは1日おきにあるとしても、それだけの価値はある」
リリー・ローズはごく普通の人生を送ることが時には難しいこともあると話しているが、ティーンエイジャーとしての毎日を楽しんでもいる。今年はハリウッドで頭角を現すのが確実とみられており、若くしてキャリアを築くことを後悔していないとも明かした。
「普通にティーンエイジャーらしくしようと思っていても、注目されながらでは、なかなかそうもいかないわ」とリリー・ローズは説明した。「でも、そのおかげでこの仕事ができているし、正直、やりたいことができる以上は小さな代償だわ。だからとても満足しているの」
リリー・ローズはナタリー・ポートマンと共演するファンタジードラマ『Planetarium(原題)』にも出演するほか、『The Dancer(原題)』ではモダンダンサーのイサドラ・ダンカン役で主演も務める。
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