ヴィクトリアズ・シークレット、10名の新"エンジェル"を発表！

高級ランジェリーブランド、ヴィクトリアズ・シークレットの広告の中心を担う"エンジェル"たち。これまでに、タイラ・バンクス、ハイディ・クルム、ジゼル・ブンチェン、ミランダ・カーといった世界のトップモデルたちが、羽を背負って同ブランドのショーでキャットウォークを歩いてきた。そのエンジェルたちも、最近になってカーリー・クロスやドウツェン・クロースといったスターモデルたちが卒業して、少しさみしくなるのかと思いきや、ここに来て一気に10名の新進モデルたちがエンジェルとして起用されることが発表された。

新たに、ケイト・グリゴリエヴァ、テイラー・ヒル、エルザ・ホスク、マーサ・ハント、 モニカ・ジャック・ヤガチェック、ステラ・マックスウェル、ライス・リベイロ、サラ・サンパイオ、ロミー・ストリド、ジャスミン・トゥークスが、今後ヴィクトリアズ・シークレット毎年恒例のファッションショーにて、エンジェルたちだけに許される、あの宝石を散りばめた華やかな翼を背にランウェイを歩くことになる。現役エンジェルであるアドリアナ・リマ、アレッサンドラ・アンブロジオ、ベハティ・プリンスルー、キャンディス・スワンポール、リリー・オルドリッジたちと合わせて、総勢15名の新体制だ。

発表時のコメントで同ブランドは、エルザが元プロバスケット選手、サラが空手の有段者であることなどを強調。ファッション業界全体の流れを視野に、今後ヴィクトリアズ・シークレットが、今までのエンジェルたちが体現してきたスリムな美しさよりも、健康志向なルックをもっと全面に押し出してくるだろうという観測に根拠を与えた形だ。

新エンジェルの中で、現在19歳であるオランダ出身のロミー・ストリドは、昨年のヴィクトリアズ・シークレット・ショーにもモデルとして起用されていたが、その際喜びを強く感じたというだけに、エンジェルとしての今回の起用を大いに光栄に感じているようだ。「自信に満ちた女性を体現するブランドのモデルをやらせていただけるのは、とても嬉しいことです。私にとって大きな意味を持つ仕事になります」と、『style.com』に対して語っている。「（新エンジェルたちは）みんな比較的若いので、新鮮さをもたらすことができるのかな、と思っています。とにかく、この年齢で大きなブランドの仕事をやらせてもらえるなんて、とても嬉しい！」

母国出身のスターモデルであるドウツェンと入れ替わりで、エンジェルに起用された形のロミー。
「私の母国オランダで、ドウツェンはNo.1のモデル。エンジェルとして彼女が出たショーはすべて見ましたし、いつも彼女からインスピレーションをもらっていました」と、後を継ぐ喜びを語っていた。