ラコステが、ジャン=ポール・グードと夢のコラボ!
Fashion 2016.10.28
40年以上にわたり、グラフィック・アーティスト、映像監督などの多岐にわたるデザイン活動をとおして、世界のクリエイティブ界を中心に衝撃を与えてきた、ジャン=ポール・グード。その彼が、ラコステのクリエイティブ・ディレクターであるフェリペ・オリヴィエラと出会い、フェリペから2016年のHOLIDAY Collector(ホリデー・コレクター)のポロシャツやボンバージャケットなどのリミテッドエディションアイテムのロゴだけでなく、クリスマスのスペシャルパッケージや、広告ビジュアルのデザインまで、全面的に依頼されたカプセルコレクションが、日本でも11月11日(金)より発売される。
9月28日にパリのパレ ドゥ ラ ポルト ドレで開催された、ローンチパーティー。会場には、カプセルコレクションとともに、ジャン=ポール・グードのドローイングから生まれた、今回のコラボレーションに関連するオブジェも展示。
© stephane cardinal
ローンチパーティーにて。ラコステのクリエイティブ・ディレクター、フェリペ・オリヴェイラ・バティスタ(左)と、グラフィック・アーティストのジャン=ポール・グード(右)。意気投合したふたりの様子が伺える。
ラコステのトレードマーク、ワニのロゴ。世界的に知られているこのアイコンをどう再解釈するかが、ジャン=ポール・グードにとって最大のチャレンジだったこのプロジェクト。「シンプルなものがこれほどまでに難しいことだと考えたことがありませんでした」とジャン=ポール・グードは語っている。「エフォートレスに見えなくてはなりません。それが真のエレガンスだからです」。そこで、彼は、ほかの作品と同様に、個人的なテーマを取り入れた。結果、創業者のルネ・ラコステのアーカイブ写真や、自身が2014年に東京の21_21美術館で展示したバレエからインスピレーションを得た作品、幼少期に思い描いたアフリカ、そしてバウハウスへの心酔など、さまざまなアイデアをもとに、正装に身を固め、とても洗練された2匹のトカゲ類の動物のパレードを完成させた。
ジャン=ポール・グードによる、貴重なドローイング。
このロゴがあしらわれたカプセルコレクションは、メンズとウィメンズで展開される、鹿の子素材の半袖及び長袖のポロシャツ、トートバッグとクラッチ、そして限定のボンバージャケットの全6アイテム。ポロシャツは5色、ボンバージャケットは日本では限定1色展開で発売。ホリデーシーズンへのギフトにもぴったりだ。
ポロシャツ¥17,280
ボンバージャケット¥50,760(ともに2016年11月11日(金)より全国のラコステ及びラコステe-shopにて発売)
texte:NATSUKO KADOKURA