イネス・ド・ラ・フレサンジュ、「子ども服でも自分に合えば着るのはOK」と語る。
Fashion 2014.04.01
フランスのモデルにしてデザイナーでもあるイネス・ド・ラ・フレサンジュは、高級靴やアクセサリーのロジェヴィヴィエのブランドアンバサダーを務めるとともに、今月はユニクロとコラボした彼女デザインのウィメンズのカプセルコレクションがいよいよ店頭にお目見えした。仕事から離れてのプライベートファッションでは、いろいろなスタイルを試みることに躊躇しないイネス。そのなかには、元々自分向けにはデザインされていない服をあえて着るということも含まれているようだ。

「いま着ているネイビーブルーのブレザーは、Soeurという子ども服店で買ったもの。子ども服としてはXLなのだけれど、私はかなり背が高くて細身だから、かえってぴったり着られるし、他の人だってプロポーションのバランスを考えれば子ども服を着ることはできるはずよ」と、tmagazine.blogs.nytimes.comに対して語っている。「カシミアの靴下が欲しければ、男性服売り場に行くこと。長い靴下があって嬉しいわよね。普通は女性向けには、しっかりとした長さのものって売ってないじゃない? でも、男性用の靴下でも、色はネイビーブルー、茶、時にはピンク、マスタード、薄いグレーといったところを選ぶわ。私は花柄や、寿司とかお猿さんとかが描いてあるものは好きじゃないの」。
自ら撮った写真を編集してアップできるアプリInstagramのことをよく思っていないファッション関係者もいるが、イネスはお洒落好きな人たちの間で、新しい着こなしをあれこれ目にして検討できるのは良いことだと思っているそうだ。「Instagramで見かける写真の多くは、プロが撮ったものではないわよね。そういうブロガーとか一般の人がアップしたルックのほうが、身近に感じられるもの。『うーん、このデニムシャツなら私も一着持っていたいわ。私だったらあのセーターと組み合わせてみようかしら、自分流にアレンジして』とか思えるでしょう?」。
自分自身が尊敬するファッションアイコンとしては、英国女優ジェーン・バーキンの名前をイネスは挙げる。ジェーンは、『ふたりだけの舞台』など長年にわたり多くのフランス映画に出演していることで知られている。「70年代のジェーンは素晴らしくお洒落だったことを覚えている。80年代も、そしていまも素晴らしくお洒落。なぜかしらって? それは彼女が常にロックでモダン、決して陳腐にならないからよ」と、イネスは微笑んだ。「自分の着る服に、ジェーンは居心地よく納まっている。気を張って着飾っているわけじゃないの。それとは逆。自分のための装いなのよ」。
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