セレブモデルとなったココ・ロシャ、実はモデル業は夏休みだけで終わらせるつもりだった!?

いまやトップモデルのひとりとなったココ・ロシャだが、デビュー当初はモデルの仕事を長く続ける気はなかったらしい。カナダ出身のココは、14歳の時にスカウトされてモデル業をスタート。面白い経験になると思ってスカウトに応じたものの、彼女はひと夏限りで仕事を辞めるつもりでいたという。

「スカウトされた時は、からかわれているんだと本気で思ったわ。私は背が高くてやせっぽちの青白い14歳の女の子で、小麦色の肌をしたグラマーなブラジル人しかモデルにはなれないと思っていたから」と、ココは『Hello Fashion』誌のインタビューで明かしている。「私はちょっと試してみるつもりで、この仕事を始めたのよ。ひと夏の経験として楽しんだら、元の生活に戻ろうと思っていたの。うちの両親は私が分別のある女の子で、モデル業はライフスタイルではなく仕事だってことを理解していると判断してくれたわ」。誰がファッション界の重要人物かということも知らなかった彼女は、カール・ラガーフェルドや米国版『VOGUE』誌の名物編集長のアナ・ウィンターに初めて会った時にまごまごしてしまったという。

ココと夫であるインテリアデザイナーのジェームズ・コンランのあいだには、数カ月後に第1子が誕生する予定。恋仲になるずっと前から親しい友人同士として付き合っていたふたりは、友情にヒビが入ることを恐れて相手を想う気持ちを告白できずにいたらしい。「長いあいだよき友人として付き合ってきたから、ふたりとも友情を台無しにすることを恐れていたんだと思うの。でも自分の気持ちに正直になってからは、すべてが自然でいい感じになったわ。お互いに自分の想いを告白した日のことを、私は一生忘れないでしょうね」と、ココは話している。ジェームズが彼女の仕事先に同行してくれるため、幸いなことにふたりは離れて過ごさずに済んでいる。「もはや彼なしではいられない」と、ココはのろけていた。