ダコタ・ファニング、ファッション界でも成長株!
Fashion 2016.10.16
女優のダコタ・ファニングは、マーク ジェイコブスやイタリアのシューズブランドAttilio Giusti Leombruni (AGL)などでプロモーションの顔を務めるなど、いまやファッション業界からも注目される存在である。また、今月頭にパリで行われたヴァレンティノの2017春夏コレクション会場ではフロントロウで目撃されるなど、複数のメゾンのショーで姿を現している。
多様な役を映画では巧みに演じ分けるダコタだが、普段のファッションにおいては、スタイルを自在に選ぶことを満喫しているという。
「映画で私を知っている方も多いだろうけど、それは役を演じている私であってリアルな私ではないわ。だから、ファッションイベントに出かけるのは好き。本来の私を見てもらえる機会でもあるしね。ファッションは常に変わっていくものだけど、その多様性がいいの」と、英『Hello!』誌に対してダコタはコメントしている。
自分のことを「全く正反対な両極端の組み合わせ」と評するダコタは、英『The Guardian』紙に最近打ち明けたところでは、お決まりの定番スタイルで通すことと、その時々の思いつきに身を任せるといった2パターンで揺れることが多いそうだ。また、約165cmという自身の身長を服をセレクトする上での重要な決め手と考えているという。妹で同じく女優のエル・ファニングがガーリーなテイストがお好みなのに対し、モノトーン愛好者のダコタはモードな装いでスナップに収まる機会が多い。
子役時代から活躍し、2014年映画『Effie Gray(原題)』や、間もなく全米公開の『American Pastoral(原題)』などで大人の女優としての評価を高めてきたダコタ。お手本とする先輩女優たちの名には、実力派女優たちの名前を挙げている。
「ケイト・ウィンスレットとケイト・ブランシェットよ。亡くなった女優だけどインスピレーションを得るのは、ベティ・デイヴィスね。目が彼女によく似ているといわれるわ。ベティは、とてもクールな女性だったのよ」
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