京都・祇園にエルメスの期間限定ブティック登場!
Fashion 2016.11.02
1717年に京都・伏見で呉服商として創業し、来年創業300年を迎える大丸。記念事業の一環として、祇園の花見小路に「大丸京都店 祇園町家」をオープン。「不易流行」をテーマに、京都の伝統的な街に新しい風を取り入れていきたいとスタートしたこのプロジェクトの第一弾を華々しく飾るのが、「エルメス祇園店」だ。
© Nacása & Partners Inc. / Courtesy of Hermès Japon
木材をランダムな立体格子状に組み上げた「組子」という伝統的な技法がディスプレイに使われている。限定商品のほか、通常のスカーフやツイリーも揃う。
伝統と革新、職人の技、ものづくりへの熱い思い。こうした京都とエルメスの共通項に導かれるようにして実現した「エルメス祇園店」が、11月3日から来年7月31日までの期間限定で、祇園の町屋に登場。場所は祇園のメインストリートといえる花見小路、歌舞練場のすぐ近く。エルメスのロゴがプリントされた暖簾をくぐり、格子戸を開けて、路地を進む。街並みや玄関の落ち着いた風情から一転、そこに広がるのはブランドカラーのオレンジや鮮やかなスカーフが広がるエルメス・ワールド。
© Nacása & Partners Inc. / Courtesy of Hermès Japon
もとはお茶屋に使われていた古い町家を1年間かけてていねいに改装した。
© Nacása & Partners Inc. / Courtesy of Hermès Japon
石畳の奥に広がるエルメスの世界観。毎月展示や商品が入れ変わるのも楽しみ。
オープンからの1カ月は、エルメスのアイコンであるカレ(スカーフ)にフォーカスし、「HERMESMATIC」というイベントを開催。これは自分のカレを持ち込めば、後染めをし、新たな命を吹き込んで、約2週間で手元に戻してくれるというもの。後染めの色はフューシャピンクかブルージーンのどちらかで、サイズは90cm角のカレのみ。2階には、「HERMESMATIC」で染め上げた地元の著名人やファッショニスタのカレを展示している。
このイベントにともなって、300点限定のコレクションが登場。カレを、鮮やかな赤や明るいグリーン、ハチミツ色、ペールピンクなどの9色で後染めをしたもので、もとの色と柄、後染めの色の組み合わせで、1枚1枚がすべて異なる表情をもつユニークピースとなっている。後染めの工程までリヨンのアトリエで仕上げられ、日本にやってきたものだ。
© Nacása & Partners Inc. / Courtesy of Hermès Japon
「HERMESMATIC」は、エルメスカラーの洗濯機で実際に染められる。
© Nacása & Partners Inc. / Courtesy of Hermès Japon
2階には、京菓子の老舗「末富」の山口富蔵夫人、ソニア・パークさん、書家の川尾朋子さん、ニコラ・ビュフなどのカレを後染めしたコレクションを展示。
12月にはクリスマスシーズンに合わせて、店内はエルメスらしいクリスマスのディスプレイで彩られ、今シーズンのアクセサリーを中心に、スペシャルな限定アイテムも登場予定だそう。季節や時節に合わせて、常に変化に富んだ提案を繰り広げるという「エルメス祇園店」。エルメスらしいものづくりやウィットに富んだ世界観を体感しに、何度でも足を運びたい。
京都市東山区祇園町南側570-8
tel:03-3569-3300
期間:11月3日〜2017年7月31日
営)11時〜19時
休)木曜
www.hermes.com
HERMESMATIC
イベント:11月3日〜30日
カレ展示:11月3日〜20日
texte : NATSUKO KONAGAYA



