カート・コバーンの愛娘が、マーク ジェイコブスの顔に!

Fashion 2017.01.31

マーク ジェイコブスの2017年春夏コレクションの広告キャンペーンに、ニルヴァーナのヴォーカル&ギタリストだった故カート・コバーンとコートニー・ラブのひとり娘である、フランシス・ビーン・コバーンがミューズとして起用されたことが先週明らかになった。

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「初めてフランシス・ビーンに会ったのは彼女が2歳のとき。母親のコートニーとアナ・スイと一緒にニューヨークのBar Sixで1994年、食事をともにしたんだ」
「フランシスとはずっと仕事をしたかったんだよ。彼女の美しさ、独自性、そして人間としての強さは、僕が憧れ、リスペクトしてきたものだった」と、マーク・ジェイコブスは自身のInstagramにゴージャスな刺繍を施したドレスをまとったフランシスの写真をアップして、コメントを付けている。
「変わらないものなんてほとんどないけれど、僕のインスピレーションはいつだって、正直さ、品位、勇敢さ、好奇心を持ち、境界を超えて追求し、冒険するような人たちから得ている。それはこれからも変わらない。写真はデヴィッド・シムズによるもの。僕らの2017年春夏キャンペーンにおけるフランシス・ビーン・コバーンの最初の写真を公開できて嬉しいよ」

マークといえば、これまでにもソフィア・コッポラ、ミッシー・エリオット、マリリン・マンソン、ウィノナ・ライダー、コートニー・ラブ、シェールなど、ユニークで個性が強い人たちを自身の広告キャンペーンに起用しているが、今回のフランシスの起用もいかにもマークらしい選択だ。同キャンペーンは、マーク ジェイコブスが7年ぶりに単独のモデルを使って打ち出すプロモーションとなる。

そのフランシスといえば、亡き父親に激似の夫アイゼイア・シルヴァとの離婚協議がすっかり泥沼化しており、離婚の条件としてアイゼイアは多額の配偶者扶養料を要求。最近では、フランシスが裁判所に対して、父カートの愛用していた1959 Martin D-18Eのアコースティックギターの返還をアイゼイアに命じるよう要求したことが明らかになって話題を呼んでいる。このギターは、ニルヴァーナの「MTV Unplugged」における演奏の際にカートが使用した伝説的代物。フランシスとしては、離婚申請後もアイゼイアが管理しているこのギターをいい加減返してもらいたいようだが、アイゼイアはフランシスからプレゼントとして貰ったもので、返す必要はないと主張している。

©Cover Media/amanaimages

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