イビザでの恋から生まれた、注目のファッションブランドって?
Fashion 2017.06.30
リラックスした気分で着こなす、ワードローブ。
日本初上陸を果たした、キャン ペプレイ。ブランドを手がけるふたりに話を聞いた。「私たちは、スペインのイビサ島で恋に落ちたの。キャン ペプレイという名の付いた古い家があって、ふたりでそこで過ごしたわ。その時のリラックスした感覚を基に、毎日気兼ねなく纏えて、ザブザブ洗えて、アイロンなしで着られる実用的なワードローブを作りたいと思ったの」。ふたりの出身国は異なり、ブランドのスタート地点も外国。すでに無国籍な香りが漂うが、今後さらにほかの土地にもインスピレーションを求めていくそう。今回の来日でルック撮影にもトライした。「料理やインテリアにも興味があるので、ブランドの表現の幅をもっと広げたい」。
ポール・コンラディ(左)/Paul Conradi
モード・ヴァンデン・ブーシュ/Maud Vanden Beusseche
ベルギーのラ・カンブル国立美術学校でファッションを学んでいたモードと、ドイツの大学生だったポールが意気投合し、2013年にキャン ペプレイをスタート。モードがデザイン、ポールがセールスと生産を担当。アイデアがあふれる夢見がちなモードを、ポールがクールダウンし、論理的に整理しているそう。
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透ける素材。タンクトップ「LOLA」¥8,640/キャン ペプレイ(ディプトリクス)

ハリのある素材のクロップドシャツ「JOY」¥28,080/キャン ペプレイ(ディプトリクス)

メンズの下着から着想を得たテニスショーツ「NOAH」¥24,840/キャン ペプレイ(ディプトリクス)

2017年春夏のイメージビジュアルはイビサで撮影。現地の一般の人々にモデルになってもらった。「誰でも着こなせるワードローブであることを伝えたかった」




photos : ASA SATO (OBJETS), stylisme : TOMOKO KOJIMA, texte : ITOI KURIYAMA