パリ・オートクチュールで話題の日本人デザイナーとは。

日本人としては史上ふたり目、森英恵氏以来12年ぶりとなるパリ・オートクチュール・ファッションウィーク公式ゲストデザイナーのひとりに選ばれたYUIMA NAKAZATO。「やがて衣服は一点物しか存在しなくなるでしょう」——そんな未来を想像しながら衣服の製法を見つめ直し、縫製なしで衣服を作るという、画期的な方法を開発した。

YUIMA NAKAZATO 2018年春夏オートクチュールコレクションより。 photos : SHOJI FUJII

今年1月に開催された2018年春夏コレクションは4度目の参加となった。その最新コレクションと、独自開発した生産システムのインスタレーションが、明日2月21日（水）から、東京ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHTにやってくる！

その革新性と日本人としてのクラフトマンシップに国内外から注目が集まる、若きデザイナーの世界観を体感しに、ぜひ訪れたい。

YUIMA NAKAZATOが開発した、「ユニット」と呼ばれるパーツを組み合わせて衣服を作り上げる画期的な生産システム。会期中はこの生産システムのインスタレーションと実演も行われる予定だ。photo : DAIJIRO MIZUNO

【関連記事】
ディオールのオートクチュール。超現実の世界へと。
スキャパレリのオートクチュールで、 気になる2つのこと。