シックで快適に! 夏の終わりの北欧トレンド。

Fashion 2021.08.30

この秋はどんな着こなしをしたい? 8月9〜12日、ファッションウィークが開催されたコペンハーゲンの街を見てみると、そのルックは快適でまだ少し夏っぽく、かつ旬のトレンドを取り入れているようだ。

【写真】夏の終わり、参考にしたい北欧ルック。

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コペンハーゲン・ファッション・ウィークでのアリス・バービエ。photo:Getty Images

北欧のファッションショーには、ランニングウェアは登場しない。レギンス、パジャマ、スウェットスーツなど、ここ数カ月で新たなファッションコードとなっているアイテムもほとんど見かけない。ロックダウンによるテレワークやビデオ会議が続く中生まれた“ゆるい”ファッショントレンドはもう終わり? 

とはいえ、おしゃれな人たちが堂々と身につけるサンダル(冬には大きめの靴下を履いてアレンジ)はファッションの定番となったようだ。ドイツ製のオーソペディーシューズ(整形外科の知識をもった靴職人が作る靴)の売り上げは好調だ。「ダサい」というレッテルを貼られたこの靴は、もはや観光客やオジさんのアイテムではなく、快適な夏の……そして秋のアイテムの仲間入りを果たした。 ビーチサンダル、プラットフォームサンダル、ハイキングサンダルなどのバリエーションも登場した。

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実用的なルック

いま、服を着る喜びを新たに感じられるような、楽で柔らかなルックに注目が集まっている。幅広なカットでより快適な形のトラウザーパンツが復活し、ビーチサンダルやプラットフォームシューズとの組み合わせをよく見かけるようになった。

ビリケンシュトックやプラットフォームサンダルは、Tシャツとの組み合わせが定番だが、ボタン止めされたスカートやベルト付きの幅広のカーゴパンツとの相性も抜群! 

シックなブレザーとの組み合わせも捨てたものではない。厳格でフォーマルなイメージから解放され、リネンシャツの上に羽織れば温かい。また、どんな体型の人でも着こなせる501スタイルのストレートカットジーンズとも合わせやすい。

texte : Sabrina Pons (madame.lefigaro.fr), traduction : Hanae Yamaguchi

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