JWアンダーソン2022春夏コレクションについて、ジョナサンにインタビュー!

Fashion 2021.10.11

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インダストリアルな空間が、楽しげなフォルムやシアー感のある素材の魅力を浮かび上がらせる。

このほど、ロンドンファッションウィーク期間中に、JW アンダーソンが2022年春夏ウィメンズの新作コレクションを発表した。ランウェイショーではなく、プレゼンテーションでの披露は今回で6回目。さまざまな手法で新作を発信してきたジョナサンが今季選んだのは、最新のルックが主役になったカレンダーの制作だ。写真は過去4シーズンと同じく、ユルゲン・テラーが担当し、ロンドンのタイヤショップでシアーな素材の軽やかなセットアップや、立体的なフォルムがドラマチックなニットの2ピースなど、ジョナサンらしい強さと繊細さを併せ持つコレクションを展開。インダストリアルなムードが漂うバッググラウンドと、女性らしい装飾に彩られたルックのコントラストを楽しむビジュアルが並ぶ。今回、最新作を発表したジョナサンに、カレンダー方式を選んだ理由、そしてこのコレクションについて直撃。彼が何を考え、この地点に辿り着いたのかを探った。

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――カレンダー方式のビジュアルで新作を発表した理由は?

新型コロナウイルスのパンテミックが起きてから、僕らはいろいろな方法でコレクションを発表してきた。そして今回がその終わりで、新しいフェーズの始まりだと思っています。だから、その考えを象徴するカレンダーというスタイルを選びました。今季は、よりセンシュアルで率直、さらに少し毒っ気のあるムードを表現したく、その明確なメッセージを載せたコレクションにしたかったんです。このコレクションのテーマを伝えるには、カレンダー方式が合っていると思いました。

――2022年春夏コレクションのインスピレーション源は?

今回の着想源は実際に僕の周りにいる人たちです。彼らがどのように現在のコロナ禍を乗り切ろうとしているか。とてもリアルで直球、そして正直なコレクションを作りたいと思いました。

――過去6シーズン、印刷物を通して新作を発表してきました、その理由は?

コロナ禍が続くいま、世界中から一箇所に人が集まりショーを観て、その体験を共有するのは難しい。でも、印刷物ならば誰でも、世界のどこにいても同じレベルで共有できる。その感覚は、実際にショーを再開することになっても継続していきたいと思っています。コロナ禍の体験を通して学んだことを生かしながら、来年からはランウェイショーを再開するつもりです。コロナ禍でショーができず、別の方法を模索した時間は、自分自身を再発見することに繋がったと感じています。カレンダーは、コロナ禍で過ごした1年半の、物作りの旅の終焉を象徴するもの。それと同時に新しいことが始まることのシンボルでもあります。

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――自身のブランドに加え、ロエベも手掛けてらっしゃいます。忙しい日々をどのようにコントールされているのでしょうか?

それは慣れというか。いつも新しいものを探して、好奇心のアンテナを張り巡らせた日々を送らなくてはいけない。僕は、そんな日々がとても楽しいし、次は何か?といつも目を見開いて生きることに常にワクワクします。

――多忙な日々が続きますが、時間に余裕があったら何をしたいですか?

いつもの気の合う友だちと一緒に過ごしたいですね。それも、ファッションの仕事には携わっていないふりをしながら。

――ファッションとはあなたにとって何ですか?

仕事でありながら、好奇心を満たしてくれるものでもあります。自分が愛してやまないものを仕事にし、それに全力で取り組み続けられる日々を送れる僕は、とても幸運な人間だと思っています。

text: Tomoko Kawakami

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