パリ中の注目を集めた、ゼンデイヤのウルトラセクシールック!

Fashion 2021.12.02

11月29日、パリで行われたセレモニーで、アルゼンチン人サッカー選手のリオネル・メッシがバロン・ドールに輝いた。でもこの授賞式で注目をさらったのは、アメリカ人女優のゼンデイヤ。黒のロングドレスを纏った彼女の背中には、大きなサソリのジュエリーが輝いていた!

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シャトレ劇場で行われたバロン・ドールの授賞式に出席したゼンデイヤ。 (パリ、2021年11月29日) photo: Getty Images

ファッションでも、チームを組むことは勝利につながる。それを証明するのは、ディズニーの品行方正なドレスコードから解放された女優ゼンデイヤと、彼女のチーフスタイリストであり、自らを「イメージアーキテクト」と称するロー・ローチのコンビだ。

いま最も勢いのあるファッション・デュオが繰り出した最新のパンチは、11月29日にパリで開催されたバロン・ドールのパーティでのルック。ゼンデイヤは、俳優のトム・ホーランドと腕を組んで登場し、このイベントを利用してふたりの交際を発表した。

彼女が着たのは、昨年からロベルト・カヴァリのクリエイティブディレクターを務めるファウスト・プリージが復刻したドレス。この作品は2000年の秋冬コレクションからのもので、背面が巨大なサソリのジュエリーで飾られている。

目を引かずにはいないディテールは、レッドカーペットで活躍するデュオならではだ。

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ヴィンテージ&ウルトラセクシー

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ゼンデイヤの背中には、ロベルト・カヴァリのドレスを飾るサソリのジュエリーが。 (パリ、2021年11月29日) photo: Getty Images

11月10日に開かれたCFDA 2021(アメリカファッション協議会主催のアワード)では、このデュオが絶賛され、ゼンデイヤはファッション・アイコン・オブ・ザ・イヤーに輝いた。

ミニマルでセンシュアル、そして少し挑発的なゼンデイヤのスタイルには、ヴィンテージなワードローブとウルトラセクシーの狭間を、巧みに美しくコントロールするロー・ローチのタッチが感じられる。抑制があるが目を引く、巧みなバランスだ。

【関連画像】ゼンデイヤ:Z世代のファッション・アイコン。

このスタイルの構想は、二人のコラボレーションの初期の段階から存在した、とロー・ローチは語る。当時10代前半のファンが多かった若いゼンデイヤのワードローブのために、有名デザイナーを説得するのは難しかった。そのため、ロー・ローチは新しい無名のブランドやヴィンテージに目を向けたと説明している。

イブニングウェアが氾濫する中、ゼンデイヤのアンドロジナスでありながら極めてフェミニンな佇まいは、まるで魔法のように際立っていた。

text: Sabrina Pons (madame.lefigaro.fr)

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