スタイリストとエディターのウィッシュリスト財布編！

2021年も残りわずか、新しい年に向けてスタイリストとエディターがいま本気で欲しい財布をリサーチ。開運へと導く財布から、実用的な逸品まで8点をラインナップ。

ライター 栗山愛以

Balenciaga

フラグメントケース「キャッシュ ロング コイン＆カードホルダー」（H8.5×W13×D1cm）￥35,200/バレンシアガ（バレンシアガ クライアントサービス）

Y2Kムードは小物で取り入れる。
ジップ付きのコインポーチにレシートコンパートメント、5つのカードスロットが付いたフラグメントケースの新色。
「2022年春夏も引き続き注目のY2Kムードが漂う、キラキラのメタリックピンクに惹かれました。大々的に取り入れるのは年齢的に気が引けるので、小物で弾けておきたい。スリムなフォルムは小さいバッグの時に重宝しそうです」

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編集 青木良文

Loewe

左：財布「パズル ジップアラウンド ウォレット」（H10×W19×D2cm）¥111,100　右：コイン＆カードホルダー「パズル コイン カードホルダー」（H7.5×W13×D1cm）￥55,000/ロエベ（ロエベ ジャパン クライアントサービス）

毎年ラッキーカラーの財布を新調。

アイコンバッグ「パズルバッグ」とその幾何学模様に着想を得た財布（左）とコイン＆カードホルダー（右）。アナグラムがエンボス加工で施されている。
「お金の住処でもあり、金運とダイレクトに繋がるお財布。お金はきれいな住処が好きともいわれているので、年に一回、春の始まりとされる立春に新しい財布を使い始めています。毎年ラッキーカラーの財布を選んでいますが、気になる2022年のメンズのラッキー財布はベージュだそう。さらにグラデーションやマルチカラーもラッキーキーワードだそうなので、このロエベのパズルシリーズはパーフェクト！ 小銭と分けて持つのも金運アップに欠かせないアクションなので、いつも小銭入れと二つ持ちで財布生活を楽しんでいます」

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スタイリスト 小嶋智子

Bottega Veneta

財布「ジップアラウンドウォレット」（H11.5×W19×D2cm）￥104,500/ボッテガ・ヴェネタ（ボッテガ・ヴェネタ ジャパン）

春夏はモノトーンに惹かれる。

アイコニックなイントレチャートのウォレット。カードスロット12個、札入れ2つ、ポケット2つ、ファスナー付きコインパース1つを擁し、充分な容量がある。
「春夏はモノトーンに惹かれやすいので気分で選びました。シンプルだけれど絶妙な存在感があるのがお気に入りです」

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編集D

Burberry

財布「ローラ ジップウォレット」（H8.5×W11cm）￥74,800/バーバリー（バーバリー・ジャパン）

2022年女性の開運カラーが決め手。

「ローラバッグ」シリーズから登場した初のウォレットで、本体と同系色のトーマス・バーバリー モノグラムとアイコニックなチェック柄をイメージしたキルティングが特徴。内側はライトブルーになっている。
「財布はベーシックカラー派でしたが、編集部の青木から2022年の女性の開運財布のカラーがパープルであるという情報を得て、がぜんパープルが気になり始めてます。バーバリーはクリーム系のパープルが目に優しくて愛らしいのが好みです」

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編集T

Valextra

財布（H9×W11cm）￥79,200/ヴァレクストラ（ヴァレクストラ・ジャパン）

シンプル＆ミニマルが好き。

クラフトマンシップを駆使したクラシカルな二つ折り。内側のカードスロットはブランドを象徴する「V字カット」がデザインされており、カードを取り出しやすい作りになっている。
「留め具や金具など一切ないミニマルなデザインがシックで素敵。淡いベージュにブラックのパイピングがピリッと効いていて、上品なところもよい。財布は、これくらいシンプルなものが好きです」

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コントリビューティングエディター 愛甲まみ

Wallet Comme des Garçons

財布（H9.5×W11cm）￥17,050/ウォレット・コム デ ギャルソン（コム デ ギャルソン）

クールなデザイン×ドット柄に心揺らぐ。

L字型の定番モデルにエンボスでドットが描かれている。中央にはコインポケットが。
「お財布はもうコンパクトなものしか持てないカラダになってしまったので（笑）、小さいサイズ前提で探していました。もともとガラス加工のカーフレザーのソリッドな質感が好きだったことに加え、クールなデザインにポップなドット柄というコム デ ギャルソンらしいマッチングがいいなと思い、まさに財布のヒモを緩めてたところです」

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編集KT

Tembea × Enkel × Kvadrat/Raf Simons

財布「MINI ZIP」（H9×W12.5×D4cm）￥26,400/テンベア × エンケル × クヴァドラ/ラフシモンズ（エンケル）

ラフ・シモンズ手がけるファブリックに興奮。

ファッションを中心としたショールーム「STUDIO FABWORK」を主宰する水澗航さんがスタートさせたギャラリーショールーム「エンケル」がバッグブランドテンベアとコラボレーション。手の中にすっぽりと収まるサイズ感で、デンマークのテキスタイルブランドクヴァドラのプレミアムライン、クヴァドラ ラフシモンズのブークレのファブリックを使用している。
「財布を選ぶ基準は、まずはいかにコンパクトであるか。これは5つの仕切りがあってお札、小銭、カード類一式を収納でき、しかもテキスタイルは大好きなラフ・シモンズが手がけているという！　無意識のうちに財布＝レザーという頭だったんですが、布帛というところも新鮮。レッドにするかネイビーにするかでめちゃくちゃ悩んでいます」