スタンダードを、私らしく着る方法。

定番といわれるスタイルも、トレンドに合わせて常に変わるもの。ワードローブに欠かせない4つのテーマを、今年らしく、私らしく着るためのヒント。

1. おばあちゃんのワードローブがヒント。

まるでおばあちゃんのワードローブから引っ張り出してきたようなアイテムをメゾンブランドが再解釈した一着が醸すのは、懐かしくも新しい50〜60’sのムード。コケティッシュなアクセサリーやレトロな柄を大胆に差し込んで、ノスタルジーを添えて。

1. ジャケット￥594,000、イヤリング￥138,600、チョーカーネックレス（ゴールド）￥162,800、（グリーン）￥162,800/以上ドルチェ＆ガッバーナ（ドルチェ＆ガッバーナ ジャパン）　パンツ￥418,000（予定価格）、シューズ￥121,000/ともにサンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ（サンローラン クライアントサービス）　バッグ￥198,000/ヴェルサーチェ（ヴェルサーチェ ジャパン）　ネックレス（ゴールド）￥10,780/ヴィニヴィニ ルクス　ネックレス（ブルー）￥8,118/スロウ 代官山　その他/スタイリスト私物　2. シューズ（ヒール11cm）￥165,000/ヴァレンティノ ガラヴァーニ（ヴァレンティノ インフォメーションデスク）　3. カーディガン￥36,300/ブルックス ブラザーズ（ブルックス ブラザーズ ジャパン）　シャツ￥158,400、パンツ￥147,400/ともにヴェルサーチェ（ヴェルサーチェ ジャパン）　ピアス￥21,890、ネックレス￥28,600、リング（人差し指）￥69,300、（薬指）￥21,890/以上スワロフスキー・ジュエリー（スワロフスキー・ジャパン）　4. ジャケット￥368,500、パンツ￥137,500/ともにグッチ（グッチ ジャパン）　ブラウス￥198,000、ネックレス（パール）￥121,000、（クロス）￥170,500（ともに予定価格）、イヤリング￥170,500/以上サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ（サンローラン クライアントサービス）

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2. 今季絶対に欠かせない、モダンなスキーアイテム。

雪山で壮大なショーを発表したミュウミュウに代表されるスキールックこそ、今季のトレンドの本命。普段のスタイルに中綿入りのジャケットやナイロンパンツ、スノーブーツといったアイコニックなアイテムを一点取り入れるだけで、たちまちスポーティなムードに。

1. ジャケット￥341,000、トップ￥94,600（ともに予定価格）/ともにミュウミュウ（ミュウミュウ クライアントサービス）　パンツ￥61,930/ナヌーシュカ（ヒラオインク）　スカーフ￥66,000/ワイ プロジェクト（ザ・ウォール PR）　シューズ￥139,700（予定価格）/アンブッシュ®（アンブッシュ® ワークショップ）　グローブ￥9,460/ザ・ノース・フェイス パープルレーベル（ナナミカ 代官山）　サングラス￥45,100/ボッテガ・ヴェネタ（ケリング アイウエア ジャパン カスタマーサービス）　ピアス￥64,900/ディヘラ（エムエイティティ）　2. トップ￥72,600/イザベル マラン エトワール（イザベル マラン）　パンツ￥104,500/モンクレール グルノーブル（モンクレール ジャパン）　シューズ￥225,500/イザベル マラン　ニットキャップ￥11,000/ストックホルム サーフボードクラブ（エドストローム オフィス）　イヤーカフ（シルバー）￥26,950、（ゴールド）￥18,480/ノウハウ（ノウハウ ジュエリー）　3. ジャケット￥715,000/ディオール（クリスチャン ディオール）　その他/スタイリスト私物　4. ブーツ￥151,800（予定価格）/モンクレール グルノーブル（モンクレール ジャパン）　5. サングラス（参考商品）/マーク ジェイコブス（マーク ジェイコブス カスタマーセンター）

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3. 禁欲的なスタイルの中で、女性らしさが引き立つ。

真っ先に思い浮かぶのはジャケットにパンツを合わせたストイックな組み合わせ。今季は、たとえばボトムスをスカートに、インナーをドレスに替えることで、ほのかなセンシュアリティを感じさせたい。男性の真似ではない、女性だけのためのマスキュリンスタイル。

1. ジャケット￥141,900、スカート￥75,900、ネックカフ（参考色、商品はレッドで展開）￥14,300/以上スポーツマックス（マックスマーラ ジャパン）　シャツ￥53,000/ルメール（スクワット/ルメール）　バッグ￥229,900/ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー（ジルサンダージャパン）　シューズ￥137,500/ボンボム（エムエイティティ）　ピアス￥78,100、イヤーカフ（右耳）￥41,800/ともにトムウッド（トムウッド プロジェクト）　2. ブラウス￥30,800/アニエスベー　中に着たトップ￥93,500、パンツ￥97,900/ともにニナ リッチ（イザ）　イヤーカフ￥17,050/ノウハウ（ノウハウ ジュエリー）　3. バッグ￥225,000/ボッテガ・ヴェネタ（ボッテガ・ヴェネタ ジャパン）　4. ジャケット￥272,800、ドレス￥434,500、ネックレス￥163,900/以上ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー（ジルサンダージャパン）

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4. オリジナリティが生む、新しいトラッド。

常に選択肢のひとつにあるトラッドスタイルは、教科書どおりではコンサバになりがち。アイテムや素材でアイデンティティは残しつつも、変形的なデザイン選びやビビッドな差し色、レイヤードを工夫することで、これまでにない“トラッド”を手に入れて。

1. バッグ（H20×W18×D16cm）￥294,800/マルニ（マルニ ジャパン クライアントサービス）　グローブ￥22,000/ヌメロ ヴェントゥーノ（イザ）　2. コート￥324,500、ニット￥136,400、シャツ（メンズ）￥154,000（すべて予定価格）/以上バーバリー（バーバリー・ジャパン）　中に着たハイネックトップ￥59,400/スポーツマックス（マックスマーラ ジャパン）　スカート￥768,900/クロエ（クロエ カスタマーリレーションズ）　シューズ￥121,000（参考色、商品はブラックとピーカンで展開）、バッグ￥71,500/ともにJW アンダーソン（三喜商事）　3. ドレス￥341,000、ネックウエア￥59,400/ともにメゾン マルジェラ（マルジェラ ジャパン クライアントサービス）　シューズ、ソックスは6.を参照　4. ジャケット￥232,100/ステラ マッカートニー（ステラ マッカートニーカスタマーサービス）　シャツ￥134,200、トップ￥134,200、パンツ￥161,700/以上ザ・ロウ（ザ・ロウ・ジャパン）　ピアス￥47,300/クレージュ（エドストローム オフィス）　5. ジャケット￥272,800/ラルフ ローレン コレクション（ラルフ ローレン）　6. シューズ（ヒール2.5cm）￥83,600/トッズ（トッズ･ジャパン）　ソックス￥16,500/メゾン マルジェラ（マルジェラ ジャパン クライアントサービス）

＊「フィガロジャポン」2021年12月号より抜粋