グレース・ケリーの孫娘が乗馬で登場、シャネルで「ホースウォーク」出現。

Fashion 2022.02.05

From Newsweek Japan

昨年に引き続き、馬がシャネルのランウェイに登場。キャットウォークならぬ「ホースウォーク」!

220204-RTS4TYTRchanel22ssac-003-thumb-720xauto-352527.jpgオープニングを飾ったシャルロット・カシラギ。 photo: Violeta Santos Moura/REUTER

2022年1月25日(現地時間)にパリで開催されたシャネルの2022春夏のオートクチュールショー。のっけから会場を沸かせたのは、モナコ公妃の故グレース・ケリーを祖母に持つ、シャルロット・カシラギだ。

ランウェイに現れたのは、馬に跨ったシャルロット・カシラギ。黒のツイードジャケット、パンツ、洗練された乗馬ブーツを纏い、手綱を操りキャットウォークを闊歩する姿は、編集者のアナ・ウィンターや歌手ファレル・ウィリアムズ、夫で映画プロデューサーのディミトリー・ラッサムなど招待客を釘付けにした。
 


インタビューに応じたシャルロット・カシラギは、しばらく乗馬から遠ざかっていたことを明かしながら、「馬はプロのように振る舞った」と、コメント。馬とのランウェイに集中していたせいか、本番後に「初めて服を見た」と、笑顔で振り返った。

シャルロット・カシラギは2021年からシャネルのアンバサダー兼スポークスマンに就任。モナコのキャロライン王女の娘で現在の元首アルベール2世の姪にあたる。大公位継承権は第11位。10代の頃からシャネルと親交があり、馬術選手や作家、プロデューサーなど幅広い分野で活躍している。

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ガブリエル・シャネルも愛した馬。

シャネルのショーに馬が登場したのは今回が初めてではない。昨年の春夏オートクチュールコレクションでは、白馬に乗ったロングドレスの花嫁がラストルックを飾った。
 


ブランドの創始者ガブリエル・シャネルは1920年代、軽いウールジャージ素材を取り入れ機能的な服を作り、女性の心と身体を解放したことで知られるが、競走馬のロマンティカを所有するなど馬への情熱もあふれていた。女性の乗馬服はスカートが当たり前だった時代に、男性用のパンツの乗馬服を自分のサイズに仕立て直し馬に乗って周囲を驚かせたエピソードがある。

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text: Newsweekjapan

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