パリ・ファッションウィーク、ストリートの主役は超ミニスカート!
Fashion 2022.03.08
ランウェイでは秋冬のショーが行われる一方、今春のトレンド、ミニスカートがストリートで最盛期を迎えている。
ファッションウィークでは、ミニスカートがワードローブにカムバック! (パリ、2022年3月5日) photography: Imaxtree
2021年9月。ニューヨーク、ミラノ、パリのファッションウィークで2022年春のコレクションが発表された時、キャットウォークは一斉に「準備しろ、ミニ丈の時代が到来するぞ」と叫んだかのように見えた。思い返せば、当時はまだジョギングウェアやバギーパンツなどのリラックスウェアがワードローブの主流で、ファッション界の大御所たちは服がたるんでいる、と批判した。その半年後、私たちは、キャットウォークが正しかったと知ることになる。
1960年代に始まった性革命のレガシー、ミニスカートの時代が再びやって来た。街角で、キャットウォークで、身近なブランドからラグジュアリーブランドまで、お店の棚、SNSやセレブたちの装いの中に......あちこちでミニスカートを見かけるようになり、さらにそのスカート丈はますます短くなっている。
1964年にマリー・クヮントが考案し、フューチャリスティックな前衛的クチュリエ、アンドレ・クレージュによって広まったこのスカートは、それまで膝下丈だったスカートを短くしたものに過ぎない。
マリー・クヮントは、厳格で、まさに「マダム」的なスカート丈の規範から女性を解放し、動いたり、歩いたり、走ったり、踊ったりを支障なくできることを願って、ミニスカートを生み出した。マリー・クヮントが望んだ解放は、女性のセンシュアルな面をも表現していた。「私はとてもセクシー、セックスが好きで扇情的。だけど、私と一緒にいるためには全力を尽くさないといけないわ。いま、決めるのは女性よ」と、マリーはデザインに込めたメッセージを語っている。
2022年、ミニスカートは、へそ出しのクロップトップ、ピンヒール、スニーカー、トレーン、厚底ブーツとともに、女性を解放し続けている。
---fadeinpager---
【写真】ランウェイにカムバックしたミニスカートルック。
photography: Imaxtree
---fadeinpager---
photography: Imaxtree
---fadeinpager---
photography: Imaxtree
---fadeinpager---
photography: Imaxtree
---fadeinpager---
photography: Imaxtree
---fadeinpager---
photography: Imaxtree
---fadeinpager---
photography: Imaxtree
---fadeinpager---
photography: Imaxtree
---fadeinpager---
photography: Imaxtree
---fadeinpager---
photography: Imaxtree
---fadeinpager---
photography: Imaxtree
---fadeinpager---
photography: Imaxtree
text: Sabrina Pons (madame.lefigaro.fr)