ブルックリン・ベッカム夫人となった、ニコラ・ペルツのウェディングドレスの秘密。
Fashion 2022.04.13
ニコラ・ペルツのウェディングドレスはヴァレンティノ・オートクチュール。細部までこだわった特別な一着だ。
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父親と式場へ向かうニコラ・ペルツ・ベッカム。(パームビーチ、2022年4月9日。) Nicola Peltz BeckhamのInstagram
2022年4月9日、ニコラ・ペルツは、ブルックリン・ベッカムとの結婚式にヴァレンティノ・オートクチュールのウェディングドレスを選んだ。サックドレスに見事なトレーンがついた、アイボリーホワイトのウェディングドレスだ。新婦のパーソナルスタイリスト、レスリー・フレーマーが「芸術品」と評したほど美しいうえに、見えない部分も凝っている。お守りのように目の刺繍が施されているが、これは地中海沿岸地域や古代エジプトに由来する魔除け。身につける人の災厄を払ってくれるとされる。
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ドレスの裾に金髪を縫い込むという風習もニコラ・ペルツは自分なりにアレンジした。花嫁は、ドレスの裾にブルーの糸でメッセージを刺繍するよう、アトリエの職人にお願いしたそうだ。どんなメッセージかは「秘密」だという。
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仕上げを施す
こだわったのは花嫁側の衣装だけではない。ブルックリン・ベッカムが着用したディオールのスーツは、新妻自ら仕上げを施し、ラベルを縫い付けた。「ブルックリンはラベルが大好き 」だそうで、「2年前のクリスマスには、かばんをラベルでパーソナライズさせた」そう。そうした細やかな気遣いの積み重ねがふたりを結婚へと導いたのだろう。
text: Alexander Peters (madame.lefigaro.fr)