メットガラ2022開催! 今年のテーマは「アメリカンエレガンスの伝統」。

Fashion 2022.05.06

今回のテーマは、「In America: Anthology of Fashion(イン・アメリカ:アメリカのファッションのアンソロジー)」。5月に盛大に開催されたメットガラ2022は、そのテーマの通り、並外れたレッドカーペットを披露した。

関連画像:メットガラ2022に登場したスターたちのルックを一挙公開。

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メットガラ(MET Gala)2022でのブレイク・ライブリー。(ニューヨーク、2022年5月2日) photography: Abaca

華やかな時間。激動の2年間を経て、メトロポリタン美術館のガラは、この2022年5月2日、例年通り5月の第1月曜日に開催され、アメリカ文化をテーマにした第2部が行われた。今回は、「In America: Anthology of Fashion(イン・アメリカ:アメリカのファッションのアンソロジー)」がテーマであり、招待されたセレブたちにも伝わったようだ。クレイジーな衣装はなく、スターたちは19世紀のエレガンスをテーマに、アメリカンエレガンスの純粋な伝統を受け継ぐ彫刻的なシルエットで祝杯をあげた。ストラップレスのドレス、羽のついたストール、手袋、あらゆる種類の刺繍が、「ファッション界のアカデミー賞」と呼ばれるこのイベントの気品を取り戻した。

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エレガンスのコンテスト

数日前、ゴシップサイト「Page Six」は、ファッションデザイナーでイベント委員長のトム・フォードが、メットガラが「本当にシック」だった時代を惜しんで、批判的な言葉を発したことを明らかにした。しかし、このウェブサイトの最新版が彼の間違いを証明するはずだ。バーバリーの黒いドレスを着たベラ・ハディッド、ケイト・モス、ナオミ・キャンベル、彫刻のようなオフホワイトとプラダのスカートを着たジェンナー姉妹、グッチのコルセットを着たビリー・アイリッシュ、アンソニー・バッカレロによるサンローランのシルクガウンを着たヘイリー・ビーバー、ヴェルサーチのブレイク・ライブリーなどは、グラマラスなメッセージを文字通り表現していたからだ。

キム・カーダシアンは、以前もバレンシアガの全身黒ドレスで特派員会に注目されたが、今回もこのジャンルのアイコンである、マリリン・モンローのドレスを借りて、またもや注目を集めた。まさにレッドカーペットのアンソロジーだ。

text: Mitia Bernetel (madame.lefigaro.fr), translation: Hanae Yamaguchi

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